28日に公表された双日の中期経営計画について

結論 → 素晴らしい。


旧中継は今年の4月に公表。その半年後の今日、新しい内容に更新された。


配当に関する考え方の違い。

旧→ 配当性向 30%(利益から出す)

新→ DOE 4.5% (自己資本から出す)


家計で例える。子供にお小遣いを与えたいお父さん。

旧 → 年末のボーナス次第だから、もしかしたら前の年より減るかもしれない。

新 → ボーナスの額に関係なく、家計の貯蓄からお小遣いを出すので変動しない


しかも累進配当。24~26年までの利益見通しは1,200億を予定。

わずかでも利益が上ぶれたら増配は間違いない。


同日発表された役員異動により、藤本昌義(ふじもとまさよし)社長は会長となることが決定。植村幸祐(うえむらこうすけ)さんが社長に昇格。

いずれも日商岩井時代からのプロパー社員。植村君はエネルギー部門などを担当してきた。55歳の新社長が来年4月1日付けで就任。経営体制を若手へと一新する。


双日は、今日の株価8%の上げの後も配当利回り3.8%。

藤本君の目指すPBR1倍には達せず、現在は0.8倍と現社長の定義では割安。


・配当に関する考えでDOEを採用

・累進配当を決定

・社長の入れ替え後も強気な姿勢


となると、インフレ鈍化後の新世界でも、双日は三菱商事と同じように

まだまだやっていけると自信を持っている。これは海運3兄弟が示した

中期経営計画と同様。


俺の現時点での判断としては、双日は、単なるインフレ銘柄として注目されたのではなく、インフレ下の好業績は一過性ではなく、

バリュー株から「ハイパーバリュー株」へと進化したと考える。


俺がこの定義をした株は、ボトムアップの運用法においてどんな経済状況になっても半永久的に保持することが可能になる。よって、デビューさんやblackさんは、

来年度の新NISA候補に双日を入れて大丈夫だよ(^_^)

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