2024年3月7日 16:09
第1話への応援コメント
その緑の部屋は、主人公自ら望んで籠っている檻のようにも思えますね。過去の男と今のショウジさんは、真逆の方向であれど、どちらも主人公のことを一番には扱ってくれない。一人では自分の存在を保てないような不確かさがずっと彼女にはあって、その弱さが、今のショウジさんの脚のイメージに繋がるように感じました。緑のカーテンのゴーヤ、金魚、鍵と鍵穴など、含意を感じるキーワードが象徴的でした。後ろ暗さと、ある種の快楽がずんと胸に落ちるような読後感です。面白かったです!
作者からの返信
読了ありがとうございます。>過去の男と今のショウジさんは、真逆の方向であれど、どちらも主人公のことを一番には扱ってくれない。そうなんですよそうなんですよ。一番に扱われない怒りがこの主人公にはあるんです。「足るを知らない」であり、こだわり続けていて、そういうのが彼女の語りに、視点に、緑のカーテン、金魚、鍵と鍵穴に滲み出ている……といいなと。前向きになんてならなくていいと作者的には考えておりまして。>後ろ暗さと、ある種の快楽がずんと胸に落ちるような読後感です。最後ずんとキました? 狙って書いたので底意地悪いと思いながらとても嬉しいです。ああ、これが伝わるかどうか、選考残りたかった……(まだゆっている)。丁寧な感想をありがとうございます。また頑張ります~
第1話への応援コメント
その緑の部屋は、主人公自ら望んで籠っている檻のようにも思えますね。
過去の男と今のショウジさんは、真逆の方向であれど、どちらも主人公のことを一番には扱ってくれない。
一人では自分の存在を保てないような不確かさがずっと彼女にはあって、その弱さが、今のショウジさんの脚のイメージに繋がるように感じました。
緑のカーテンのゴーヤ、金魚、鍵と鍵穴など、含意を感じるキーワードが象徴的でした。後ろ暗さと、ある種の快楽がずんと胸に落ちるような読後感です。面白かったです!
作者からの返信
読了ありがとうございます。
>過去の男と今のショウジさんは、真逆の方向であれど、どちらも主人公のことを一番には扱ってくれない。
そうなんですよそうなんですよ。一番に扱われない怒りがこの主人公にはあるんです。「足るを知らない」であり、こだわり続けていて、そういうのが彼女の語りに、視点に、緑のカーテン、金魚、鍵と鍵穴に滲み出ている……といいなと。前向きになんてならなくていいと作者的には考えておりまして。
>後ろ暗さと、ある種の快楽がずんと胸に落ちるような読後感です。
最後ずんとキました? 狙って書いたので底意地悪いと思いながらとても嬉しいです。ああ、これが伝わるかどうか、選考残りたかった……(まだゆっている)。
丁寧な感想をありがとうございます。また頑張ります~