双子の妹とその親友の美少女達とのカオスな学園生活

タカユキ

プロローグ入学式

今日高校の入学式だ。6時40分に起きて、着替えや、教科書の事前準備を進める。




7時10分の朝の食事は、もち麦ご飯、目玉焼きと納豆、そしてブロッコリーと栄養食と思われる食事が、整然と茶色の机に並んでいる。 


飲み物はお茶と決まっている。


中学の頃サッカー部だったこともあり、栄養に気を使っていた名残りだ。


高校からは、部活には入らないでおこうと思っている。


制服は黒とグレー中間の色だ。


高校生活新しいスタートだ。


俺は、食事を終え歯を磨き、高校に行く準備が出来た。胸が緊張により、ドクンと音が鳴る気がした。玄関で靴を履き、ドアを開いて、外に出た。


眩しい太陽が、待っているのだろうと思っていたが、まだもやっとしていた。


徒歩で学校に向かい、春の景色を楽しみながら、向かった。


学校に着くと、皆初めましての生徒たちばかりいた。


皆笑顔で、写真撮影をしていた。


早い、入学式終わってからで良いだろうと思った。


体育館に入ると、すでに座っている生徒達が、緊張して、拳を握っている生徒、口を開きながら遠くを見ている生徒もいた。


ふぅ緊張するぜ。そう心で呟きながら、用意されたイスに座った。


こういった、学校のイスは、背をもたれさせたくなる。そうすると、とんでもないことになるから、しないが。


緊張感で、さすがに眠気はない。朝は苦手だが、今回は大丈夫だ。


しばらくして、他の生徒達も続々と入ってきた。その中には、俺の知り合いの生徒達も複数人いた。



その1人、西条穂乃果、彼女は一際注目を浴びた。透き通るほど、白い肌、二重の大きな瞳、スッとした小鼻。


しかし、それを全て合わせた笑顔が一際皆の視線を捉える。


女子は黒の制服に、緑と青のチェック柄のスカート。穂乃果には、それもよく似合っている。


だが、俺は彼女を、今のところ妹として認識している。

なので、俺は別の女子を見つめた。


白鳥可憐、彼女は、清楚と言う言葉が、ぴったりの美形女子だ。特に注目を引くのが目だ。


彼女の奥目の瞳が、目元に影があり、彫りが深い印象を与え、俺はその瞳に吸い寄せられるほど、好きだ。




彼女を遠目から見ていると入学式が始まった。


担任の先生が、マイクで、一人一人生徒の名前を読み上げ、生徒がそれに応えるように、イスから立った。


そしてそれが終わると、穏やかそうな校長が、長いトークだが、感銘を与えるような話をした。


そして1人の賢そうな、女子が新入生を代表して、宣誓を行った。


それをみな、神妙な面持ちで聞いていた。


もちろん俺も、良い言葉だと、胸が熱くなる思いで聞いた。


これからの高校生活、思いっきり楽しむ。そう心で誓った。



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