カレーと福神漬け

今日の給食はみんな大好きカレーだ。みんなが教室の前にある配膳台の列に並びに行く。みんなが自分の机に給食を持っていくと、

「美味しい給食いただきましょう!」(日直

「いただきます!」(全員

日直の号令で食べ始めた。雑談しながら食べる。僕の席の周りには給食中めっちゃ喋る男女が集まっていて先生を困らせる。

すると、隣の男子が言い出した。

「カレーはやっぱ福神漬けがないと微妙じゃない?」

周りからは賛否両論。ちなみに僕は否。

「あるともっと美味しくなるよね」

「あるなら食べるけどなあ」

「別にいらん」

「むしろ食べたくない」

みんなの意見が交差する。どうやら言い出しっぺはよほど福神漬けが好きなようだ。

「いややっぱカレーは福神漬けがメインと言っても—」「「過言だよ」」

賛成派の人たちからも否定される。僕は普通に福神漬けは食べたくない。

「む〜・・・」

話は別の話題へ移っていった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る