ヤンデレに囲まれてもクズな男は動じない

わためあ

第1話





織本楓おりもとかえでは都内の大学に通う一人暮らしをしている大学1年生。



楓は昔からとても整った容姿と愛嬌のある性格から、周りの人によく好かれる子だった。そんな楓に告白する女子は非常に多かった。



しかし、楓は誰とも付き合うことは無かった。






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いつも通り7時頃に起きてまだ重い瞼をどうにか持ち上げながら大学に行く準備をしていると、家のチャイムがなった。


「楓来たわよ」


少し強気な女性の声がした。僕は仕方なくドアを開けると、ふわっと甘い匂いが流れ込んできた。

腰まで伸びた綺麗な黒髪をハーフツインにした絢瀬咲あやせ さきがいた。



「はやく行くわよ//」



何故か顔を赤くした彼女は僕の手を掴んで大学に向かおうとするが



「お金は?」



僕がそう言うと一瞬手を握る力が強くなって悲しそうな顔をしながら鞄から財布を取りだし、1万円札を渡してきた。



「・・・ありがとう」



少し嬉しそうに言いながらお金を受け取ると、彼女はまた顔を赤くして俯きながら前を歩き出した。今日はいつもより素直に渡してくれたから、少し機嫌がよくなった。もう少しサービスしてあげようかな?







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作者のわためあです。私の処女作なので多めに見て頂けると嬉しいです⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝


コメント、星よろしくお願いします!

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