第9話

弥生へ


LINEも通話も無視していて、ごめん。君と達也が付き合っていたなんて、信じられなくて……。と、いうより信じたくなくて。君から連絡が来てもしばらく返事をする気になれなかった。今、ようやく手紙なら何か書けるかもしれないと思って筆を走らせている。

君は詳しいことは書きたくないようだけれど、一体いつから達也と付き合っていたんだ?

それにまだ気になる点がある。弥生は達也と話す時や行動する時、どちらかというといつも対立してばかりで決して仲がいいといえなかったのに、本当に二人とも付き合っていたのか?

教えて欲しい。


真人


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