応援コメント

第1話 スターフィッシュ計画 1」への応援コメント

  • お邪魔します。

    これは考える。政治って絡んだら、
    やこしですよね。


    「安全は、安心があっても確保することが出来ない。おまけに安全にはコストが必要だ。」

    その通りですね。






    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    安全と安心、コストと成果。その基準の中で政策は決まり、3,11では原発が津波の被害を受けてメルトダウンに至った。
    結果を見てから非難するのは簡単なのですが、経営者、あるいは政治家には、その辺りに慎重で、真剣に考え、予想外の結果に至った場合には責任を取る覚悟のある人物になってほしいと思います。

  • 新作開始おめでとうございます。
    Nのゆりかごより前のお話しですね。
    岩城理事長がいました。

    『しかし、政治的には、安心が安全に優先する。』
    このあたりが、いかにも政治らしいですね。いろいろ思うこともありますが、でも、こういうものだろうという気もします。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    福島原発の3号機が水素爆発した夜、どこかの放送局が福島県庁から中継をしていました。
    その時、正確な数字は覚えていないのですが県庁の放射線量を口にした時、スタジオにいた科学者が「それはすぐに避難しなければならないレベルです」と慌てていました。おそらく科学者はレントゲン技師や原発労働者の基準になっている年間被ばく量1ミリシーベルトを基準に危険だと言ったのでしょう。
    そうした情報について、その場ではそれ以上、深く語られることがありませんでした。政府も放送局も、地元住人がパニックに陥ることを恐れたのだと思います。当時、避難指示が出ていたのは原発から20キロ圏内。(アメリカはアメリカ国民に80キロ圏内からの避難を求めていた)福島市は約80キロの距離にありましたから、そこまで危険だということになったら福島市、郡山市、いわき市といった主な都市が避難エリアになってしまう。総人口は100万人に迫ります。とても対処できなかったでしょう。それで深堀されなかった、と考えています。
    結果、非常事態だということで、当時の民主党政権は、住民(国民)を安心させるために安全基準を変えてしまった。年間被ばく量の限界が引き上げられたのです。

    それまで法で定められていたのは、何のための安全基準だったのか?

    民主党政権を批判するつもりはありません。おそらく自民党政権でも同じことをしたでしょう。当時、法律通りのことができたとしたら、よほどの剛腕の政治家でしょう。安全基準を守るために避難先や交通手段などといっためんで、個人の自由を制限することになったでしょうから。

    結局、安全と自由というトレードオフの問題にぶつかるのです。(個人の自由も公共の福祉の前には制限される)そんなことをするくらいなら、ぼーっとした国民に「家の中に退避していなさい」としたほうがコストも少なく済むのです。

    と、延々と書いてしまいましたが、安全にしても安心にしても〝絶対〟は
    ないので、どこかで誰かが決めて、予想外の結果になったら、誰かが責任を取る。……それが政治決断、政治家の仕事だと思います。(現在の政治家がそうしているかは別のことです)

    小説を書く上で、その決断の仕方や責任の取り方が、政治家に限らず、経営者、上司といった、統率する側の人たちの個性となって、魅力や面白さに、バカらしさになると思います。
    今後もそうしたことを書いていくと思います。「おかしな人間だな」と笑いながらお付き合いいただけたら幸いです。