なにわ男子とジャニーズと私

第5話 男版宝塚？

　ジャニ―氏はかつて、ジャニーズのことを「男版宝塚みたいなもんだよ」と発言したそうです、よく言うよ、全然違いますから。

　今年の宝塚音楽学校の競争率は15.3倍の難関。これを突破した40人は二年間の厳しいレッスンを経てタカラジェンヌとなります。

　夢に向かって少女たちは、バレエや歌のレッスンに励みます、予備校的なもものあるようです。しかし、そう簡単に突破できない、年齢制限(１８歳？)までチャレンジし続けて叶わず、涙を呑んで諦める者が大半でしょう。

　それでも無事に入学、卒業できれば雪組、花組などに配属され、あこがれの舞台に立つことができるのです。

　一方のジャニーズ。

　入所年齢は下は７歳、上は高校１年生くらいですかね、バラバラです。

　デビューまでの期間もそれぞれ違う。なにわ男子でも、早い子は７年、最年長の藤原くんは１７年半もかかって、これは事務所の最長記録です、よく辛抱したものだと尊敬します。彼は７歳で入所しています。

　デビュー(CDデビューのこと)の前にグループが結成されますが、この選定は、あの人の一存。

「YouとYouとYouとYou」といった調子でジャニー氏が決めたのだそうです。

　なにわ男子の場合は一斉配信メールだったとか、関西ジュニアは少し東京と違うのか､結成が２０１８年、ジャニ－氏逝去の前年ですから、健康上の問題もあったかもしれません。

　というわけで両者は全くの別物、同じなのは同性のみの芸能集団であること、それだけです。