第26話 一文字で大惨事
ほんとにしょーもないことなんですけどね。
ほんの一文字付いたとか、ほんの一文字変わったとか、それだけで意味変わっちゃう言葉ってあるじゃないですか。
「棚から牡丹餅」が「穴から岡持」になったり。岡持って知ってる?
「犬も歩けば棒に当たる」が「犬も歩けばゴボウに当たる」になったり。
「円卓の騎士」が「電卓の技師」になったり。
「鬼に金棒」が「ウニに金棒」になったり。
いや、これは「鬼嫁に金棒」だとえらいことになる。ヤバいと思ったら「鬼嫁にうまい棒」だな。十二円で家庭円満。
「鬼の居ぬ間に洗濯」したから、『鬼の居ぬ間に贅沢』しても良さそうだけど『鬼の居る間に連絡』されちゃ敵わん。
なんてのは置いといて。
こういうのって私の聞き間違いから発生することが多いんですよ。耳がぶっ壊れてますからね。ドラマーは多かれ少なかれシンバルに耳をぶっ壊されます。
んで、聞き間違えたばっかりに意味変わっちゃうどころか大惨事になることもあるんですよ。
例えば「嘘も方便」。国会だと『嘘の答弁』になりそうだけど、これ大惨事。ちゃんと誤魔化さないで話そうね。税金で飯食ってんだから。
「寝耳に水」これ、「み」を一つ付けると大惨事です。
『寝耳にミミズ』になっちゃう。でっかいやつなら一匹も入りませんけど、イトミミズなら果てしなく入りそう。考えただけでゾッとしますね。
「馬の耳に念仏」、「か」を一つ付けるとやっぱり大惨事。
『馬の耳に可燃物』ヤバいったらありゃしない。いったい何を仕込むんでしょうかね。
なんかロクなこと考えないね、私。語彙が少ないからこうなるんかな?
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