第7話

長期休みを貰いあの花畑へ来ていた

一番落ち着く場所

大会をやりきったからの解放感と言う訳だ

賞金は何に使ったかと言うのは秘密


「また、お会いしましたね」


そう言った


「あの時の貴族」


名乗ってませんでしたね

僕はルスカ・フォシュランゼそう言った

噂に聞くと言うとクスクス笑ったのだ

雲の上の存在なんて表現をされるとは思わなかったと言う

何かご用でと言うとあの日これを落としてましてね

届けようとしたのですが何分難しかったものでと言った

そこには婚約の時に貰ったブローチがあったのだ


そう


そのブローチなら好きにしてください

そう伝えた

よろしいのですかと言う

その訳を話すとそうだったのですかと言った


「それに 何か良からぬ事に巻き込まれそうで」


そんな事を呟く


「解りました こちらで処分します」


そう言った


いい忘れてました

大会おめでとうございますそう言った

観に来てらしたのですか

えぇもう出歩いても問題ないと主治医から言われてますから

またここへ来る何て良く解りましたねと言う

お気に入りの場所でと言った

そうだ学年も同じなので良かったら僕に勉強教えてくれませんか

フォシュランゼ様には家庭教師がいるのでは無いですか

そう言うとそれが病気で入院してる時に辞めてしまってと言ったのだ


私で良いのならと言う

その言葉にパァーッと明るくなる

輝かしい顔にドキッとした

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