お父さんへ

@rindoushio

お父さんへ

私は初めて自分の気持ちを手紙という形を通して書いています。

きっと短期だからこれを読んだあなたはすぐに怒り、何かしら攻撃をしてくるかも知れません。

ですが、私は今人生の岐路に立たされており、その中で常々思うことがあり、初めて自分の気持ちをこの手紙で伝えたいと思います。



私は、今就活という人生の岐路に立たされてどん底になる経験をしました。

何度面接をしても落ち、何度説明会に参加したか数えられないほどです。



その事を知らないあなたはいつも"何もしていない"とか"どうなっているのか"聞いていきましたよね?

これだけ聞けばきっと親子の普通の会話だと思います。

ただ、私にはあなたの言葉がずっと脳裏にいて離れなくてしんどかった。


ある時"ここにしようと思う"と内定したところについて話をしたところ、"なぜそんなところに行くのだ"と、すごく怒られたことを覚えています。

"お前は先生になる為に大学に行ったのに、先生にならず一般の就職先にするのはおかしいだろ"と。


私は、その時確かにそうだなと思っていました。

その時は。


そこで私は改めて就活を再開し、なぜ先生になりたいと思ったのかを考え始めるようになりました。

最初は、なんとなくなのかなとか、先生に憧れてるからとか、生徒に合った授業がしたいからとか、沢山考えていました。


しかし、私は根底でそんなことを思っているのか改めて考えた時に、私は親の気持ちを汲み取ってなりたいことを諦めてたんだなと自分にガッカリしました。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

お父さんへ @rindoushio

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る