不決断王 エセルレッド2世
(968〜1016)
イングランドの歴史上でも暗君とも呼ばれる残念な王。決断が遅くて不決断王、無策王、とか残念なあだ名をいくつも与えられた。10歳で王位をつぐが、治世ではデーン人の進入に苦しめられた。デーン人が侵入するたびに、退去料を払っていたので、イングランドの財政は逼迫することになる。しかしデーン人に対する懸念で、デーン人を大量に虐殺したことで、スヴェン王の逆鱗に触れてイングランドを攻略されてしまう。スヴェン王が亡くなったことで、辛うじて王位を取り戻すが、生涯をデーン人との争いに費やした。
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