第2話 いいとこの坊っちゃん
「よし、準備できた。」
因みに屋上には空中に足を投げ出して新聞を読んでる管理人さんがいたよ!
「じゃ、行こーぜ。」
そういうと、俺たちは慶の家へ向かって歩き始めた。
「そーいやさぁ、流石に明日のペット要素追加するアプデは中止かな?」
「あたり前だろ。
お前もうすぐ口もきけなくなるかもしれないのによくそんなこと言えるなぁー。
隕石のこと理解してる?」
「流石に馬鹿にしすぎな!?
それに、もし仮にそうなったとしても、考えてもしかたないじゃん?」
でも死後の世界とかちょっと気になるかも。
存在自体がなくなるのか、輪廻転生の輪に入るのか、天国的な存在があるのか、はたまた…
「あっそ。」
「え、もうちょい興味持ってくれてもよくn」
「ついたぞ。」
目の前には大きな屋敷が佇んでいた。
「相変わらずでけぇなぁ…。」
「いいからはよ行くぞ。」
「へーい。」
この
そこは今のような非常時には避難場所として開放されている。優しい。
無償で食料やら水やら衣服やら配給してるし。
「結構人いんなぁ。」
地下倉庫は人で溢れかえっていた。
人口密度でいうと、満員電車とまではいかずとも、夏休みのテーマパーク並みには人が多い。同じか。
「じゃあ暇だしゲームでもするかぁ。」
「そーだな。」
そうして俺たちは『大乱闘タコ殴りシスターズ』を始めた。
隕石飛来まで残り2時間15分…
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年齢:15歳
性格:まともより・しっかり者
・色恋沙汰に弱い
・翔のセーブ役
・小学生の頃からサッカーを続けている
・いいとこの坊っちゃん
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