第17話 封印の儀式
カイ、珠子、リョウ、そして新たに仲間となったミユキは、影の指揮者を再び封印するための準備を始める。ミユキの持つ古代の呪文と歌の力は、封印に必要不可欠であった。しかし、彼女はその力を使うことで自らの命が短くなることを知っていた。
王国の中心にある神殿が、封印の儀式の場所として選ばれる。伝説によれば、この神殿には王国を守る力が宿っており、封印の力を増幅させることができるとされていた。
儀式の日が近づくにつれ、王国の住民たちも協力し、神殿を飾りつけ、準備を整える。一方、影の指揮者はその動きを察知し、儀式を阻止しようとする。
儀式の当日、神殿には王国の住民たちが集まり、ミユキの歌声が響き渡る。その歌声は美しく、王国全体を包み込むように響いた。しかし、儀式の最中、影の指揮者の部下たちが神殿を襲撃してくる。
カイとリョウは住民たちと共に襲撃者たちを迎え撃つ。一方、珠子はミユキを守りながら、儀式を進める。熾烈な戦闘が繰り広げられる中、ミユキの歌声は更に力強くなり、神殿全体が輝きを増していく。
最終的に、ミユキの歌と神殿の力、そして住民たちの協力により、影の指揮者は再び封印される。しかし、儀式が終わった後、ミユキは力を使い果たしてしまい、彼女の姿は月の光とともに消えてしまった。
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