第3話

「どもこん。ざまぁ大好きプリンス龍兎でーす」


>なんか変わってるしw

>ざまぁ班ナイス

>おもろくなってきたw

>りゅーとの配信が生きがいだわ

>FOOOO!


めちゃ盛り上がってきた。

俺は、今思ってることを正直に話した。


「実は、これやってから少し申し訳ないと思ってたんよ」


>草

>wwww

>おまいが言うなw


「だってさ、俺のリスナーやばいだろw」


>わかる

>わかる

>わかる

>わかるー

>わかるw


「だからね、心配だったんよ。マジでつぶしそうでw」


>もうつぶれそうだw

>トレンド入りおめ

>もう250万やんw

>同接10万www


「あ、同接10万あざます」


>なんでだよw

>トレンド効果だろw


「でもね、俺気づいたんよ。

 自業自得だって。」


>あたりまえ

>今更w

>りゅうと、そーゆーとこや





今日の配信はめちゃくちゃ盛り上がった。

まじでリスナーには感謝だ。

それにしても、どうして柴野は俺をはめたのだろうか。

仮にも、親友だったわけだ。

嫌々友だちになっていた感じではなかったし。

そうなると、やっぱり恋愛関係だったのか。


いや、まてよ。


あいつには彼女がいたはず。


しかも、別れ話とかは聞いてない。



俺は、また配信をつけた。


「どうも、とんでもないことに気づいてしまったプリンス龍兎でーす。」


>なんだw

>ktkr

>wktk

>もしや、、

>進展あったんか


「もしかしなくても、俺をはめた元親友。



 浮気しようとしてたんじゃね?」


>キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

>yeeees!

>ざまぁ特有の神展開ktkr

>うおおおおおお


めっちゃ盛り上がった。

他人の不幸を喜ぶリスナーにとっては良い話題だな。


>りゅーちゃん、どうしてそう思ったん


「いや、あいつ彼女いる。現在進行形で。」


>それで好きな子ほしいからはめるってw

>クズや

>確定演出

>なんでそんなやつと友だちになったんや


「あいつ優しかったし、気が利くやつだったから、、、」


>りゅーと、そういうとこ

>落ちたな(落とし穴に)

>落とし穴ww


「まあ、みんなもざまぁが見たそうだし。

 とことんやるで。


 それで、モテモテになるんやぁ!」


>さすがりゅっさん

>お前も十分にクズ

>バレてないん、そいつに。この活動してること。


「幼馴染のかわいいおんなのこにしかおしえてません。」


>デレデレやw

>幼児退行しとるw

>親じゃなく幼馴染ww


「ちなみに、、、、」


みこ@コスプレイヤー[✓]>ん、呼んだかい?


>あ

>あ

>あれ?

>本物や

>もしかして、、


次の展開は、、、まぁわかるよね(笑)


-------------

インフルエンサーx2

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る