◯◯の気持ち

平葉与雨

 僕は毎日姿を変えるが

 二度と同じ形にはならない


 誰かに追われているわけではないが

 生涯そうするつもりだ


 仮に同じ外見になったとしても

 誰も気付くことはない


 迷惑をかけることもあるが

 大抵僕のせいにはならない


 何でもっと見てくれないんだ

 僕はいつも君を見ているのに

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