第2話(シナリオのネタバレ)

ここから先、重大なネタバレを含みます


ミスティア・イェーガーはFHセル「リィンカーネーション」により、8年前に拉致されました。

拉致された理由は「インフィニティコード」の探求のため、輪廻の獣を人為的に作成するためでした。


実験の末、人工Dロイス「輪廻の獣」を発現したミスティアですが、それでは輪廻の獣としては弱すぎました。

そこでFHセル「リィンカーネーション」はこう考えました。

だったら足りないものを食べさせればいい、と。

そのために餌として、「複製体」を作りました。

ミスティアはそれを後程殺害し、死体からレネゲイドを食べて…インフィニティコードへと至る道になるはずでした。


しかしーーーUGNによってそれは断念されました。

彼らのFH掃討作戦により、FHセル「リィンカーネーション」は痛手を受けて撤退。

複製体やミスティアはUGNによって保護。

複製体には記憶処理が施され、FHセルでの出来事を忘れるように。


保護されたその日のことでした。

ミスティアは1人の複製体を殺そうと襲い掛かりーーー保護したUGN支部長にて取り押さえられます。


生き残った彼らを殺したくない。

死ぬなら俺が。彼らが生きるのを阻害するのは嫌だ。

でも、この衝動を、本能を抑えられない自分が憎い。

どうして、どうしてこんな目に。

なぁ、支部長ーーー助けて、くれ。

無差別に殺す化け物にはなりたくないんだ。

俺は、誰かを死なせたいわけじゃない。


それを聞いた支部長は上層部へ嘆願書を出し、ミスティアのDロイス「輪廻の獣」を別のもので上書きすることにしました。

そうして与えられたのが、「遺産継承者:栄光と勝利の槍」。


代償として、性格がゆがんでしまいましたが…複製体を襲うことも、輪廻の獣の制御不能による暴走もなくなるはずでした…


それから8年の月日が流れ、支部長に就任したミスティアはある日、FHセル「リィンカーネーション」が滅んでいないことを知り、調査をはじめました。

それが災いし、ミスティアは再び目を付けられてしまいます。


FHセル「リィンカーネーション」はUGNが与えた遺産を半壊まで追い込み、ミスティアに複製体の居場所を問いかけましたが、ミスティアは答えず。

槍を壊すべく、攻撃を仕掛けようとしますが、複製体たちが支部に来たことで、分が悪いと判断し撤退。


その代わりに、深手を負ったミスティアをそのまま泳がせ、自らの居場所をばらし


UGNに「失敗作」の複製体を殺すよう仕向けさせ、ミスティアを輪廻の獣へと近づけていきます。


___輪廻の獣になれば、不死のジャームになる。


…あなたたち餌が、選ぶ答えとはいかに


____以下重大なネタバレ


______________________________________


FHセル「リィンカーネーション」

セルリーダー「長鮫 透子」


コードネームは「輪廻の探求者」

FHセル「リィンカーネーション」のセルリーダーにして、マスターエージェントです。

シンドロームはノイマンのピュアブリード。

交渉による攻撃を主軸にしています。

複製体の「母親」なので「叱る」ことを原動力にしており、自ずと交渉が上手くなりました。


衝動は加虐。

Eロイス:絶対の枷を使用し、失敗作の複製体を殺害するなどしてミスティアに負荷をかけていきます。


使用エフェクト:理知の城塞、神機妙算、虚構のナイフ、言葉の刃、ブリッツクリーク、ディフレクション、分割思考など


「私は長鮫透子…とはいえ名前はどうだっていいんだ、おかえり、『子どもたち』」

「さあ、言うことを聞いてくれるかな…いや違うな、聞け」


FHエージェント

エフィメラ・クロウ


使徒です。

コードネームは「擬色」

シンドロームはバロール、サラマンダー、オルクスのトライブリード。

元々はミスティア同様被験体でしたが、そもそも前提であるウロボロスのブリードを持っていなかったため、役に立たないという理由から捨てられる寸前でしたが、長鮫に救われました。


衝動は妄想。

Eロイス:妄念の姿で失敗作…自分の姿を隠そうとしています。


使用エフェクト:瞬速の刃、形なき剣、フレイムタン、要の陣形、氷炎の剣、氷の城塞、炎陣、燃える魂、魔人の盾など


「私はエフィたん!見てみてかわいいでしょ?」

「この姿を見られるのは心外…死んで詫びろよ…」


失敗作の複製体たち


シンドロームは特に指定がありません。

キャラクターたちと違い、失敗作として断じられ、捨てられた複製体たちです。

死ぬとミスティアにレネゲイドを献上し、少しずつ苦しめていきます。


エフェクトなどはご自由に足したり減らしたりしていただけると…。


ミスティア・イェーガー


コードネームは「原罪」

シンドロームはウロボロスのピュアブリード。

その身体は複製体を喰らい、進化するための器。

支部長になった彼は、複製体たちを集め、護るために支部に置きました。

あなたたちが自分の目の届く範囲にいる限り守ってみせる。

誰1人かけることなく。

そんな彼ですが、たった1人の想い人がいるそうです。

彼女といる時間が、彼の至福のひとときなんだとか。

特定の条件を満たすとエネミーとなり、複製体たちへ襲い掛かります。

その条件は「支部長を見捨てる/支部長を殺そうとする」こと。

命をかけてでも護ろうとしていたものに裏切られると、複製体たちへのロイスをタイタス化し、襲いかかってきます。


使用エフェクト:原初の赤(瞬速の刃)、カウンター、原初の黒:雷神の降臨、原初の虚(魂の錬成)など。


「俺はミスティア。ミスティア・イェーガー。この支部の支部長を務めている」

「お前が◯◯か?よろしくな(目線を合わせてしゃがむ)」

「下がっていろ、お前たちには指一本触れさせない」

「…これか?彼女に渡すプレゼントだが…せ、センスがないだと!?そ、そんなぁ…」

「殺したくない、殺したくないんだ、なのに、止まれない…」


レン・イェーガー


コードネームは「信仰」

この支部の支部員の1人です。

シンドロームはハヌマーンとノイマンのクロスブリード。

副支部長を務めており、仕事ができる複製体の1人です。

「やほー、レンちゃん…レン・イェーガーだよ!」

「レンちゃんは仕事できるから(ドヤ)」

「しぶちょー、レンちゃん仕事終わったから寝てもいい?ダメー?ちぇー」

「支部長がいなくなっちゃったよ…なんでェ…」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る