【報告あり】番外編~後悔はしないから。~
付き合ってからのイチャイチャの話も他の人達の恋もetc...。
書くとこはまだまだあるので!
誤解されそうなので、一緒にあげます。
あと、番外編を書きたかったので! (((←こっちが本当の目的。
この話の中の“藍にい”は藍斗のことです。
そして、お気づきの方も多いでしょうが、??sideは雷斗です。
では、今回は短いですが、気になっている人の多いだろう、雷斗sideのデートにいたるまでです!
ーーーー
雷斗side
海里が俺のことを好きなのかな。
そう思って考えたら、俺はこの世の全てが理解できた気がした。
海里の行動も俺の気持ちも回りの言葉も。
「...俺、海里のことが好きなのか」
誰もいない部屋で机に突っ伏しながら呟く。
相談相手に思い付いたのは何かしら知っていそうな快凪。
ラインで話すと、最初は教えてくれなかったが、俺が海里のことを好きなことを認めると、海里が俺のことを好きなことを教えてくれた。
俺は両想いならと、告白までのデートプランを考えることにした。
思い付いたのはこの前海里が行きたがっていたプラネタリウム。
予約を取ろうにも、空いている時間が学校から下校してすぐしか無かった。
しかし、家に帰るとゲームになってしまうから、その前に海里を連れていかないといけない。
流架は彼女がいた経験があるから、デートプランを相談した。
そしたら、『いい具合に移動するクレープ屋さんを近くにしとくから、そこで時間を潰したら?』と言われた。
それができるほどの金持ちな流架がすごいけど。
まあ、これくらいじゃ、驚かない。
海里は気づいていなさそうだったが、小さい頃は海里を流架の弟かってくらいに甘やかして、メンヘラを発動させていた。
流架の初恋が海里でもおかしくないとは思っている。
まあ、俺が海里の彼氏になるけど。
話を戻して、デートプランは決まったけど、肝心の告白はどうしようか。
思い出のある場所だといいんだけどな。
そう思ってそういうのには敏感な“藍にい”に相談した。
“藍にい”は『いつものところとかがいいんじゃない?』と明確には言わなかったけど、そういわれて思い付くのは一つしかなかった。
外で遊ぶときは必ず行く公園。
海里との思い出がたくさんある。
何より一番俺と海里が会う場所だった。
──決めた。
このデートプランにしよう。
目の前の紙を見ながらそう思う。
これが俺の後悔の無い告白にするから。
──一生大好きだよ、海里。
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