第25話 米軍装甲装備と陸上自衛隊
次に米軍装備から見る将来の陸上自衛隊について考えてみようと思う。現在の世界的潮流はマルチタスクな装甲車がトレンドで「ファミリー化」というのが定説であり、米軍車両で有名なのがまずはハンヴィーだろう。ほかにもマックスプロ、ケイマン、バッファロー、一番有名ともいえるのがストライカーファミリーだろう。最新のМRAP、JILTはかなりの高性能だと聞く。
この他にも装甲戦闘車LAV25やM1119コマンドウなどもあるが米国は工兵車輌、特にトラックやダンプも充実している。より実践的な部隊編成をしていると思われる。
方や陸上自衛隊はその都度必要な装備を開発調達している感が否めない。もっと計画的な調達が必要なものだと考えられ現在ではファミリー化やモジュール化の動きが出ていてとても良いと思う。
これからさらにファミリー化またはモジュールとして装輪装甲車やトラック等が最新の機材を積み込んだバージョンを登場させたりできるはずである。
実例で上げると「ストライカーファミリー」はストライカー装甲車はジェネラル・ダイナミックス・ランドシステムズ(GDLS)が自社ベンチャーで開発したものであった。ベース装甲車はスイスのモワク社製「ピラーニャIII」八輪装甲車のカナダ向けに再設計された「LAV-III」シリーズで、アメリカ陸軍に配備、戦闘車両として採用された。
基本型にM1126 ICVにM1127 RV偵察型,M1128 MGS105mm機動砲,M1129 MC迫撃砲型,M1130 CV指揮車,M1131 FSV砲兵前線観測車,M1132 ESV 工兵車,M1133 MEV 野戦救急車,M1134 ATGM対戦車誘導ミサイル車,M1135 NBC RV 核生物化学兵器偵察車両 , M1296 ICVD ICVドラグーンなどの豊富なファミリー車輌がある。
このほかにも細かい種類で云うともっとあるのだが数多くの車輌タイプが存在し装甲車保有数、種類共に世界的なラインナップである。自衛隊も多くの種類を保有することを望む。
追記
最近では、環境センターマイクロ波照射装置等を搭載したストライカーやRWSと短距離ミサイルシステムを合わせたものも登場しており、日本も実装するのが好ましい。
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