第5話 空に浮かぶ街
気がついたら見たこともない風景に辿り着いていた。少し雪が残っていて、かっこいい格好をした沢山の人が居た。
はっきり言って綺麗な場所である。見たこともないものばかりで私の心はウキウキした
「おーーーい、海香!!!」私は大きな声で叫んだ
海香が走ってこちらへ来る
「おーーーーい!テレポート場所が少し離れてたみたい!!」
「でさ、さっき家で言ってた属性ってどこで手に入るの?」私は、目を光らせた
「確か、魔導士ギルドがあるはず、そこで申請すれば手に入るはずなんだけど、、」
「取り敢えず行ってみよう!」
そうは言ってもギルドまでの道が分からないのでカラフルな店の前にいる大きな眼鏡と大きな帽子をつけた男性に私たちは話しかけた
「すみません、ギルドってどこにありますか?属性を手に入れたいんです」
「西に真っ直ぐ進んでいけばドラゴンの卵屋があるからそこを曲がれば着きますよ」男性はニッコリしながらゆっくり丁寧に喋ってくれた
「有難うございます!」
「また分からないことがあったら沢山聞いて下さい」
私たちは魔導士ギルドの方へと足を運ぶ
「属性、何にしようかな?火炎、光、闇?」
2人は顔を見合わせた
私たちは鳥になったかのように素早く走り出した。建物も素早く移り変わって見える。
正確には数えていなかったが数分でギルドに着いた
今までに見たことがないような大きなドアノブを掴み大きく回した
目の前に沢山の魔法の書や杖が見切れないほど浮いている
「何にする?属性」
「火炎にしようかな、、、」私は小さい声でつぶやいた
「私は氷にする!」
欲しい属性をギルドマスターに伝えた。
すると氷と火炎のネックレスを渡された「属性は使いたい時に使え、呪文を唱えれば出せる」低い声でゆっくりと言った
「属性も手に入れたし、親と海香の友達のいるところを探しに行こう!」
そんな事を言いながら2人はギルドの扉の外へ向かって歩いてゆく
続く・・・・
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