第3話 明日〇〇が殺される

私はゆっくりとドアノブを掴みドアを開けた

今何が起きているか理解できなかった。だがいつもの私の部屋とは何か違うという事は確信した。あたりを見回した、いつもの本棚、いつもの椅子、いつもの机いつもの物がいつもの配置に置かれている。その中で一つだけ何かいつもと違うものが目に入った。部屋の端っこにある一つの絵画だ。私は嫌な予感がした。

絵画には“明日〇〇が殺される”と書いてあったそれ以外は芸術っぽい絵だった。

怖い。ただそれだけが頭に浮かんだ

絵画に描かれた明日とはいつのことなのだろうか

撮り合図ポケットに入っているスマートフォンで画像検索してみることにした。

私はポケットの方へと手を伸ばした。写真を撮り、検索をした

すると同じ絵画の画像が沢山出てきた。“この絵画を見た人間は神隠しのように消える”“絶対に買わない方が良い絵画3選”“助けt”私は人差し指を下へ下へと滑らせた。

何が起こったのだろうか。昨日まで何も無かったのに。

とにかくこの絵画を見た人は神隠しのように居なくなることが分かった。こんな事をしていたら10時になっていた。今日は寝てまた明日考えることにしよう

  


目が覚めた。朝ごはんを食べに寝室から1階のリビングに急いで行った

だがリビングに行っても誰もいない。私は恐怖心に飲み込まれた

いつもなら親が朝ご飯を作ってくれて家族全員で朝ごはんを食べるのに、、

昨日から何かおかしい。家の部屋全て見回ったのに誰もいない、電話を掛けても繋がらない。私は思ったこの神隠しは絶対に絵画のせいだと。

もう7時半なので学校に向かうことにした

早速私は学校で昨日あったことを話した。すると皆んな絵画の神隠しの事を信じなかった。だが一人だけ同じ神隠しで友人を失った「海香」という友達が話を真剣に聞いてくれた。


      続く・・・・

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る