発熱(10首)への応援コメント
「しんしんと挟んで待てば永遠のかけら流れて体温を知る」が好きです。「現し世に」の歌の上の句も素晴らしいと思いますが、オノマトペを使う事自体が友未の好みでなくて残念でした。二首目もたとえが面白く、霊柩車の歌は最初、うなされて悪夢でも見られているのだろうかと思っていたら、宇多田ヒカルさん親子でした!
作者からの返信
「永遠のかけら流れて」が、
この歌のキラーフレーズなのでしょう。
「霊柩車」の歌は、
説明がないと誰も分からないでしょうね。
友未さんの「うなされて悪夢でも見られているのだろうか」という解釈は新鮮で面白いと思います。
この連作を作った頃は、
オノマトペの開発に着手した頃でした。
コメントありがとうございました。
発熱(10首)への応援コメント
はじめまして、悠稀よう子と申します。
滝口アルファ様の連作短歌『発熱』をフォローさせていただきました。10首それぞれが、熱にうなされる日々の感覚を見事に表現していて、とても引き込まれました。
「この夏の蝉の死骸を集めたら何個ぶんだろう東京ドーム」というユーモラスな視点と、「ああ尻に筋肉注射を打ち込まれ2時間ほどで平熱になった」というリアリティのある描写が、読んでいて楽しかったです。熱に苦しむ日々の中にも、滝口アルファ様の豊かな感性と観察眼が光っていて、気に入ってます。
どうぞお体に気をつけて、素晴らしい短歌をたくさん紡いでくださいね、応援しています。
作者からの返信
悠稀よう子様。
おそらく初めて作った短歌の連作だったと思います。
その作品が時を経て、
悠稀様の心に届いたことを嬉しく思います。
丁寧なご感想をありがとうございました。
励みになります。