9月17日

 ――――おしまいだ。Magic: The Gatheringマジックザギャザリングで12連敗くらいしてランクがもう下がらなくなってしまった。

 言い訳を聞いてほしい。

 このデッキコンセプトで回るかなぁたぶん弱いんだろうなあ、っていう挑戦的なコンセプトで組んでみたら予想通り馬鹿弱くて12連敗したってワケ。

 そんなデッキでランクが上下するランクマッチに参加するな馬鹿。


 わたしはボードゲームをはじめとしたアナログゲームが大好きなのだけれど、ゲームのプレイスタイルは結構脳筋である。(いつかどこかに書いたかもしれない)

 基本に忠実な動きをして、基本に忠実に点数を伸ばしていく。

 そのせいかどんなボードゲームでも初見からいい感じに動くことができるし、逆にどんなに慣れたボードゲームでも「トリックプレーで大勝ち」みたいな勝ち方をすることはできない。

 地元ではサイコバニーだとか鬼畜兎だとか呼ばれているから、変な印象があるかもしれないけれど、実は基本に忠実な人間なのだ。


 でもそんなわたしだからこそ、トリックプレー的なものへのあこがれは強い。わたしを打ち負かすのはいつだってちょっと変なプレイングである。

 だからわたしは、ちょっと変なプレイングを練習したいなと常日頃思っている。内訳はかっこいいなあという憧れが50%、そして、「ちょっと変なプレイングをする人が嫌がることって何なんだろう」を知って対策をしたいという気持ちが50%。


 ほら。対人のシューティングゲームでスナイパーに無限に撃ち殺される人は、スナイパーを持ってみて、スナイパーが嫌がることってなんだろう? を知ることが大切っていうじゃん。あれあれ。


 そんなわけで、最近わたしはちょっとずつ変なプレイングを練習している。


 例えば今界隈で(なぜか)超絶流行っているボードゲーム、サイズ 大鎌戦役 。

 これは建物を建てたり、ロボットを作ったり、他国と戦争したりと、色んなことをバランスよくやっていくゲームなのだけれど、「どれか一つだけやり続けたらどこまで戦えるのか」など、セオリーガン無視で戦ったことがある。

 意外と戦えた。(何なら危うく優勝しそうになった)

 そんな感じで、あえてセオリーを外すとどうなるのか、ってことをやるのに最近ハマっている。


 そんなこんなでマジックザギャザリング。

 これはこの前も少し話したかもしれないけれど、基本的にはクリーチャーを出して相手のライフをゼロにするゲームである。

 しかしクリーチャーカードだけではなく、例えば「クリーチャーを強くするサポートカード」や「相手がクリーチャーを召喚するのを邪魔するカード」など、幅広い種類のカードが存在している。

 そしてその中に、「プレイヤーに直接ダメージを与える」みたいなカードがある。


 じゃあ、一体もクリーチャーを出さずに、直接ダメージカードだけで勝てるんだろうか?


 そう思って作ったデッキで12連敗しちゃった♡

 (ちなみにこれを書いている途中に無事勝てた。たぶん20連敗くらいした)




 ――――時間の無駄すぎる。



 わたしはゲームが好きなので、楽しくゲームをする時間は(それがクッキークリッカーのようなゲームでも)絶対に無駄じゃないと思っている。

 でも、楽しくもないし、勝てもしないデッキで延々と戦うのは――――時間の無駄だろうなあって思った。

 まあ、その無駄な時間の末に、「勝てはする」という結果を得ることができたのだから、全くの無駄じゃなかったということにしようかな。

 っていい感じにまとめようとしているけれど、そんなことばっかりやっていたから今日もあんまり何もできなかった。三連休なのに。もう明日しか休みがない。おしまいだ。じゃあね。

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