9月12日
――――おしまいだ。小説執筆がはかどらない!
知らなかったんだけど、日記を書くとなんかその日小説を書いたような気持になるんだね。そのせいで(人のせいにしない!)わたしは毎日小説を書いた気でいて、その実何も書けていない。
2023年のわたしにとって小説執筆は趣味の一つであって、書かなきゃいけない義務があるわけではないのだけれど、頭の中にぼんやりと書きたい世界があるのにアウトプットできないのはなんとなく居心地が悪い。恋人と恋人の友人の三人で食事をするときくらいの居心地の悪さを覚える。居心地わっる。
今はお友だちの立てた自主企画、【最強VS最強】を書こうとしている。そのテーマの通り、最強と最強をぶつけた作品を書くお祭りである。絶対面白いじゃん。みんな古代の鮫の王MEGとジェイソンステイサムが戦う映画、好きでしょう??
五条悟VS宿儺、好きでしょう???
哀川潤VS想影真心、大好きでしょう!!! (あれは最強VS最終だけど)
何と何を戦わせるかは既に決めていて、戦わせ方も決まっている。途中の魅せるシーンも頭の中には浮かんでいて、それでもどっちが勝つかはまだ決まっていないという、勢いで小説を書くのに最高のコンディションだ。
※わたしはよく「オチを決めずに小説を書く」という荒々しい書き方をする。というかほとんどそうかもしれない。なんか勝手にキャラが走っていくので彼らに任せがちである。
そんなコンディションなのにまだ56文字しか書けていない。
たぶん書き出しのハードルさえ超えればシュンって書けるんだろうけど、なんとなく「書けねえなあ」と思っていつの間にかマジックザギャザリングを遊んでいる。おかしい。
マジックザギャザリング、おもしろいっすね。
世界最古のトレーディングカードゲームということで、名前くらいは聞いたことある人も多いと思う。わたしはボードゲームが好きなのだけれど、カードゲームはあんまりやってこなかった。ポケカと遊戯王は一般的な小学生くらいには触れていたけれどそれきりで、学生の頃アニメの影響でWIXOSSというカードゲームを一年くらい真面目にやっていた。それだけ。
そもそもカードゲームにはいくつか課題があると思っている。
①金がかかる。
→まあそれはどんな趣味でもそうだけど、カードは特に顕著だ。要するにガチャだからなあれ。強いデッキを作るために数万数十万なんてザラ。ひとつのデッキだけでは飽きたり勝てなくなるので、複数のデッキを持つともう……ね?
②情報を追い続けないとすぐにおいていかれる。
→カードゲームは大体インフレする。20年前のピカチュウと今のピカチュウは多分もう別人だ。そのインフレについていくためには日々の思考リソースを少しずつカードに割き続けないといけない。
③友だちがいない。
→いやこれ真剣な話です。カードのコミュニティに属せばいいんだけど、リアフレとかと一緒に始めると結構大変になりがち。片方のモチベがしぼんだ瞬間、デッキパワーが一気に傾いて、文字通り勝負にならなくなる。同期間同モチベを維持できる人間を用意するなんて無理だろ。
というわけでカードはあんまりやってこなかったんだけど、マジックザギャザリングにはオンラインアプリがある。(遊戯王とかもある)
オンラインだと対戦相手に困らず、スキマ時間でちょろっとできるので、ついついやってしまう。そもそもマジックザギャザリングというゲームが面白いから仕方ないよね。ということで「サイコバニー(わたし)がやってる遊びは全部やりたい」という強火のファンのかたがもしいたら、まずはマジックをテーマにラブコメをやっている「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」という漫画を読むのがおすすめです。マジックがわかるわけではないけど、漫画としてすごく面白いので。
オナニーマスター黒沢っていうこの世で一番おもしろいWeb漫画のコンビが書いています。あの日、黒沢やマギステルに心を奪われた君たちは全員読みましょう。
なんで日記だとすぐに2000文字近くかけるんだよ。最強小説を書こうぜ。というわけで最強小説を書いてきます。とか言いながら気が付けばブラウザの『マジックザギャザリング』をダブルクリックしている。おしまいだ。じゃあね。
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