秩序の使徒が征く
ペンギン皇帝
プロローグ
街中の裏路地を二人の男が走っている。
「くそっ!お前が見つからなきゃ大丈夫だって言ったから俺はこの話に乗ったんだぞ!」
そう、盗賊風の男が言うと、忍者風の格好をした男が答える。
「うるせぇ!バレてんだから仕方ねぇだろ!?いいから走れ!」
「まぁまぁ、仲間割れしてないで、一回捕まれよ?」
無駄に後光を放ちながら、1人の男が正に降臨したとしか形容できない形で現れた。
「オメェなんかに、捕まってられっかよ!」
「『罪業の鎖』」
「がっ!?」
盗賊風の男がナイフを素早く2度振るうが、最小の動きで避けられ反撃とばかりに光の鎖に囚われた。
「おいっ、まじかよ!」
忍者風の男が焦ってそう言うが、時すでに遅し。
「『罪業の楔』」
「うぐぁっ!?」
光が物質を持ったとしか言いようのない幾つもの楔が忍者風の男に向かって光速で打ち込まれた。
「じゃあ、とどめだ。せいぜい監獄で悔い改めろよ?ま、もう聞いちゃいないか。」
「『神罰』」
突如、天から極太の光の柱がとてつもない速度で2人に向かっていき、光が去った後には誰の姿もなかった。
だが、物陰には1人、ただのトッププレイヤーがいた。
「こ、怖ぇぇ。あ、あれが運営公認プレイヤー『秩序神』ゼラフかよ…あんなのトッププレイヤーでも避けれるかわかんねぇぞ...しかも、あの身のこなし、
まぁ、要するに説明キャラである。
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