私はりんご空を飛ぶりんご

リズの魔法使い

一話完結。

私はりんごだ。

なぜ自己紹介だって?

そんなの当たり前だ

読者に

語りたいからだよ。

はじめまして。そしていま私は空を飛んでいる。

楽しいですよ。

こんなに楽しいことを私は感じたことはない。

楽しいのか?楽しくないのか

わからなくなってしまう。

あーだめだ私また自分のことだけに注目してる。

そんなんだから、、、

なんだてって?

なにも言ってないさ

まずは私のことについて語ろう

いつも私は木にくっつく

実をならして食べてくれと願って、でも誰も食べてくれない。

だからある日女の子を誘ったんだ、食べてくれって。その女の子はいやいや食べたよ僕のとなりのりんごを。そして捕まって、、、された。

うーんなんというかな、うーん

なんというのか

まあ僕のせいでこの世界はおかしくなったことにしよう。

みんな僕のことを避ける。

でもある日じいちゃんに食べられた。なんか急なことでがっかりしたけど。まあ、いいかなとそんな感覚も一瞬だったよ。

僕は意識がなくなり、じいちゃんは捕まった。僕は天界についた。私はりんごだから次はなにになれるかと思った。そんなときからもう何十年経ったことか。僕は空を飛んでいる、

勘がいい人はお気づきだろう。

そう、僕は人間になったんだ。そしていま私は、りんご、いや、人間として、罪を犯す前の人間として、スカイダイビング、そう、空を飛んでいる。

それが儂の、このりんごの物語。楽しかったよ。この人生のピースも、そしていま私はそうやって人生というゲームを楽しんでいる。

「やったー僕の勝ちー」

「すごいね〜りんごくんは」


---------------be the end--------------------

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私はりんご空を飛ぶりんご リズの魔法使い @yu_yuma

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ