処女作-まがのなか-

処女作である『禍の中(まがのなか)』を発表しました。

何卒、よろしくお願いいたします。


https://kakuyomu.jp/works/16817330669012508314


しかし、コンテストなんかに応募するために書いてきた作品、公開していない作品がいくつかあるので、正直、「処女作」かと言われると微妙ですが、「初めて公に公開した作品」ということで処女作とします。

コンテストに応募したことがある作品といっても、3つか4つですからね。

まぁ良いんです。


この話は、僕の胸につっかえていた老廃物でもありました。

作品の中で「私」が体験していく事柄は、概ね僕の実体験になります。

胸が苦しくなったり、渋谷駅のホームに落っこちたり……あの時は焦りましたね。


懐かしいです。もう少しで年越しなので2020年は4年前になってしまいますよ。

恐ろしくもありますね。過去になってしまうのが。


不思議なもので新型コロナウイルスが5類移行後、

まるで新型コロナウイルスそのものが無くなったかのようになってしまいましたね。


もっともマスクや消毒液は生活の中にありますが、あれはあくまで生活に溶け込んでいるだけで「新型コロナウイルスの予防」かと言われると、今は少し違う気がします。マスクをしていない方もたくさんいますしね。


先日、渋谷の大学、作品にも登場し僕が通っていた大学へふらっと遊びに行ったのですがほとんどの学生がマスクをしていませんでした。

2020年の秋に見た、暗鬱としている学生の面影は一切ありませんでした。

しかし学生たちの、(中退しているので言っていいのか微妙ですが)後輩たちの笑顔が見られて良かったですね。


書いて、公開してから言うのもなんですが書き直したいですね。

頭が回らなくて上手く描写できませんでしたが、当時の学生、

殊に僕は「死」に憑りつかれていました。それをもっと上手く書きたかった。


たくさんの方にチヤホヤされてから書き直すのもアリかもしれませんね。

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