※設定資料・おまけ モンスター編
モンスター名:白無垢
危険度:☆0
高さ:0.7m
説明:ごく稀に現れる、ダイアウルフの変異種として知られる。探索者に見つかると、いくつかの装備品を置いて立ち去る。絶対的な防御力を誇り、いまだ傷をつけられた事例はないが、攻撃性は皆無。装備品はどれもこのモンスターからしか入手できず、どうしてこのモンスターが持っていて、落とすのかなど、謎の多いモンスター。常時、眠気を催している様子が見られる。
モンスター名:ダイアウルフ
危険度:☆2
高さ:0.7m
説明:赤黒い狼。知能が比較的高く、集団で狩りを行う。殺傷力・防御力ともに特別ではないが、凶暴性が高く戦闘スキルを持たない探索者や、手負いの際に出くわすと危険。群れを統率するリーダーを討伐できれば、他のダイアウルフは散り散りに逃げていくため、群れに襲われた際は参考にすべし。皮がバッグなどの素材として使われる。
モンスター名:スケルトン
危険度:☆2
高さ:1.3m
説明:骸骨のモンスター。武器は手に持った斧で、切れ味はそれほど良くない。再生能力を持ち、生半可な物理攻撃は無意味だが、炎や冷凍・爆発など、物理的でない攻撃には脆い(アンデッド系の多分に漏れず聖水も効く)。視野が狭く逃げやすいほか、歩く際にクリック音がするので発見も容易なので、有効な攻撃手段を持たなくても過度に恐れる必要はない。骨は特殊な組成で実験材料になる。
モンスター名:キャップストーカー
危険度:☆2
高さ:1.5m
説明:帽子を被った人間のように見えることから名づけられた。とにかく執念深く、一度狙った獲物はどこまでも追いかけ続ける。武器はないが力が強く、強い力で身体を引っ張って殺そうとする。暗いダンジョンで探索者の仲間に出会ったと思ったらキャップストーカーだった、というのは駆け出しの探索者がよく出くわす恐怖体験。
モンスター名:メイジキャット
危険度:☆2
高さ:0.9m
説明:二本足で立つ猫のモンスター。杖先から小さな火球を撃ち出す。火球のスピードは遅く、インターバルも長いため避けるのは容易だが、他のモンスターと戦闘中に不意を突かれると大火傷を負いかねない。
モンスター名:ゴブリン
危険度:☆1
高さ:1.0m
説明:雑魚モンスターの代名詞ともいえる小鬼。特別な能力を持たず力も弱いが、創作などでのキャラクター付けと異なり、残忍な性格と全モンスタートップレベルの知能を持ち、油断大敵。特に探索者の武器を奪って使用した事例では、Bランクスキルを持った探索者の死亡したケースもある。高度な社会性を有し集団生活を行うことから、保護を訴える活動家も少数ながら存在する。
モンスター名:ミノタウロス
危険度:☆8
高さ:3.0m
説明:別名「迷宮の天災」。あらゆるダンジョンのあらゆる階層に、超低確率で出現する。その巨躯から繰り出される暴力とともに、非常に高い耐久力を持ち、半端な攻撃では歯が立たない。探索者という職業が敬遠される最大の理由であり、ダンジョンの象徴のように扱われているが、実際に出会う確率は交通事故より少し高い程度であることから、迷宮庁はイメージ改善のために扱いについて見直すよう求めている。
万が一出会ってしまった場合、全てを置いて逃げるべし。階層を越えてまで追ってくることはない。
モンスター名:トロルフェイス
危険度:☆2
高さ:1.2m
説明:岩石のような素材の、顔面のみで浮遊しているモンスター。恐ろしい見た目は外敵を避けるためのもので、凶暴性は薄い。しかし、重量級の身体から放たれる体当たりは直撃すると全身の骨がばらばらになりかねない攻撃力があり、迂闊に攻撃を仕掛けるべきではない。
モンスター名:マンドラゴン
危険度:☆4
高さ:1.3m
説明:ドラゴン型のモンスターの中では小柄な方ではあるが、危険度は他のドラゴンと遜色ない。茨のように柔らかな身体はよく曲がり、圧迫や打撃に極めて強い。よく知られているのは、威嚇のためにとてつもない声量の絶叫を行うことだが、より警戒すべきなのはその鋭い尻尾による刺突。尻尾は万能薬の材料となり、世界の薬学事情を一変させたが、その討伐難易度から高価なため医療格差の一因にもなっている。
モンスター名:ボウゴブリン
危険度:☆3
高さ:1.0m
説明:弓を製造することができるゴブリンの亜種。殺傷力を有するゴブリンは総じて非常に危険で、弓を持つこの種はは射程が長い分特に注意を要する。弓を隠し普通のゴブリンの振りをする個体や、他のモンスターの毒を矢に塗りつける個体などの報告もあり、知識がなくても、知識だけでも対処が難しい見た目に反して非常に厄介なモンスター。
モンスター名:フィストデーモン
危険度:☆3
高さ:1.7m
説明:ボクシングのような動きをする山羊頭のモンスター。人間のようでありながら、人間離れしたパンチ力と反射神経を持つため、非常に危険。世界チャンピオンがインタビューで「フィストデーモンの動きを参考にした」と発言したことでボクサーの間でにわかに注目が集まっている。
モンスター名:バットファイター
危険度:☆3
高さ:1.6m
説明:蝙蝠の頭の人型のモンスター。背中に羽を持っており、ごく短時間なら飛ぶことができる。素手で戦うこと、生息範囲が被っていることからフィストデーモンとライバル関係にあるという設定の創作が大量に出回っているが、実際は協力して探索者に襲い掛かることもある。
モンスター名:エンハンスマシーン
危険度:☆3
高さ:1.3m
説明:他のモンスターについてきて、攻撃力や耐久力、回復力を高める電波を発する機械型モンスター。本体に攻撃能力はないので優先して倒す必要があるが、魔法障壁によって攻撃による衝撃を吸収するほか、知能の高いモンスターがこれを守るように動くことがある。このモンスターがいる階層は、他に比べて難度が跳ね上がることになるため、下調べと速やかな突破が推奨される。
モンスター名:アラクドネ
危険度:☆5
高さ:0.3m
説明:集団を成し、糸で探索者を捕縛、固い顎で噛み千切る非常に獰猛な蜘蛛型モンスター。非常に頑丈な骨格を持ち、あらゆる攻撃に耐性を持つ。一体ならともかく、集団で現れたこのモンスターに抗える探索者は非常に限られる。狩りの時以外は巣に潜み、むやみに人前に姿を現さない。
モンスター名:レッドアイ
危険度:☆5
高さ:1.9m
説明:黒い身体に紅い眼が特徴的な怪獣型のモンスター。広範囲に放たれる炎の息が強力で、躱したつもりでも熱により火傷する場合がある。体内にある謎の物質が燃料として非常に高効率で、人工的に作り出せれば世界の電気不足を解消できると言われている。見た目に反して身体が柔軟。
モンスター名:ティラノリザード
危険度:☆5
高さ:2.4m
説明:恐竜と蜥蜴の中間のような見た目の凶暴なモンスター。固い鱗を持ち、炎を含むあらゆる化学的攻撃に耐性を持つ。特殊な攻撃方法はないが、敏捷性と巨大な体躯から生じるパワーが脅威。
モンスター名:エレキスネーク
危険度:☆3
高さ:0.1m
説明:電気を操る蛇のモンスター。攻撃力・防御力ともに脅威ではないが、その小ささゆえ発見しにくく、噛みつかれたら最後、意識を保てなくなるほどの放電に遭う。パーティで探索している場合は、感電を取る薬さえ切らさなければ容易に対処可能だが、一人の際にダンジョン内で噛みつかれたら命取り。他のモンスターとの戦闘中に食らうケースなど、パーティでも油断は禁物。足元を金属など固い素材で完全に覆うことで対策可能。
モンスター名:グレイトマシーン
危険度:☆6
高さ:2.1m
説明:恵比寿のダンジョンのボスモンスター。高い防御力を誇り、半端な攻撃力では傷をつけることもできない。機械型モンスターに共通することだが、人間と同等に近い頭脳を持っているような印象を受けるが、発話能力がなく意思疎通には成功していない。攻撃方法は物理的な殴打のみなので、火力と敏捷性を両立したパーティで挑みたい。
モンスター名:ガメレオン
危険度:☆4
高さ:1.4m
説明:とにかく透明化能力、これに尽きるモンスター。視えないだけで無警戒での接近を許し、そのまま爪で喉を掻き切られる事例は後を絶たない。また、あまり知られていないが臭いもなく、呼吸音もほとんど発さないためそれらから察知するのも困難。ダンジョンのモンスターリストに載っていないことも多く、現代で最も多くの探索者を殺したモンスターともいわれる。
モンスター名:ガネーシャ
危険度:UNKNOWN
高さ:4.2m
説明:ダンジョンマスターが造り出した最強のモンスター。地中に潜行できる鯱、炎を吐く龍、しなやかかつ高速に伸縮する長い鼻を持つ象の三つの頭を持つ。三つの頭を同時に動かすには、通常のモンスターの頭脳では限界があるため、眉間に桐山を捕らえ、意識を奪ったうえで脳として利用している。そのため、このモンスターの造形自体に桐山の潜在意識が多分に反映されている。身体はあらゆる攻撃をすり抜けられる特性を持っているが、捕らえている桐山までは透化できない。
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