応援コメント

「第290話 敗北の轍」への応援コメント

  •  妖怪って鍛錬して強さを高めるって事が無いんですね……(驚愕)
     となると、妖狐みたいに強さで尾の数が変わる種族(一尾~九尾まである)とかはどうなんでしょうか。まさか生まれつき尾の数が決まっているとかなんですかね。
     だけど猫又の猫田さんは尾の数が増えているみたいですし。
     本編とはズレちゃいますけれど、その辺りが気になってしまいました。

    作者からの返信

    うちの世界の妖怪はそうですね。人が陽で妖怪が陰とするならば、人の強みは前向きな思考であり、自己を成長させようという意識だと思っています。

     作中でも説明してますが、天狗のように成り立ちが修験者だったりするものでなければ、妖怪は自分の限界を超えて上を目指そうとしません。
     発生からして、恨みやつらみと言った負の感情に起因する妖怪も多いので、個の生物でみれば人間より強いはずの彼らが人に負けてしまうのは、根本が後ろ向きだから…だと解釈しているからです。
     猫田の場合、猫又という妖怪の性質上、100年に一度くらいのペースで勝手に成長している訳ですが、猫田自身に成長しようという気はないはずです。本人(本猫?)的には「何か尻尾が勝手に増えた」くらいにしか思っていないでしょう(苦笑)

     犬神家では、敢えて妖狐の存在を出しませんでしたが、もしうちの作品世界で妖狐が出てくることがあれば、ある程度は生まれつきの妖力差から逃げられないかもしれません。……もちろん、あくまでうちの作品世界でのお話になりますけども。