創作を助けるツール

 今回はただ私の執筆環境の紹介をするだけになります。

 これこれを使っているからどう、というわけではありませんが、こういうものはこういうことに便利なんですよ、という説明が出来ればいいな、と思いまして。


 私が使っているものは、用途別に幾つかあるのですが。


 執筆用に、Google Keep(クラウドメモ帳)と、Google ドキュメント(クラウドword)、それからカクヨム(ブラウザで)、CatMemoNote(テキスト管理アプリ)の4つ。


 差分作り&一部分割用に、WindowsMergeU(テキストエディタ)。


 設定を深堀りするために、WorldType(Webサービス)を使っています。



 元々はCatMemoNote一本でやっていたのですが、PCのデータが飛んだり、執筆中のものが何らかのアクシデントで消えてしまう、ということを考えると、オンラインで保存できる何か、というところから、インターネットに繋がっていればPCからもスマホからもアクセスできる、お手軽なGoogle Keepとドキュメントを使うようになりました。


 ただ、カクヨムでの執筆に慣れてからはそれ一本でやっています。

 現状、Google Keepはふと思いついた設定をメモするために、ドキュメントは区切り無しでまとめて全体を見たい時に使っています。(そういうページ設定があるのです)



 WindowsMergeUは本来はプログラミングなどで使われるものですが、小説の執筆にも使えなくはないです。

 特に差分を作りたい時などにマーカー機能で違う部分に色付けができるため、一話分の文量が多くなってしまった時に分割する時に非常に役立ちます。


 一つのウィンドウの中に複数のウィンドウを開けるので、一つの画面で同時に複数のテキストデータが編集できて便利です。

 ただ、元々は英数字を前提に作られているため、たまに思うように動かないこともあります。

 もしかしたら、同じようなもので他に良いアプリがあるかもしれません。



 WorldTypeはだいぶ昔の近況ノートにも載せましたが、創作支援ツールというもので、(主に)小説を書くために使って下さい、というツールです。

 アカウント登録が必要ですが、googleからログインできます。

 ただ、少し古いので、すでに更新は停止しているようですが、それでも十分使えます。


 できることは、主に人物設定です。その他、その人物が所属する集団や、地理(主に地名の詳細など)、問題(発生している問題の詳細)などが設定できます。

 特に人物設定は項目数がかなり多く、全てに書き込めばリアリティ溢れる人物が作れること間違いなしです。


 これの便利なところはスマホからも見られることですね。

 一部(その人物の経歴など)は見ることが出来ませんが、それでも十分だと思います。


 特に、私の長編小説は人物に特に焦点が当たっている小説でもありますので、このサービスはとても役に立っています。

 最近目を通した、カクヨム小説創作オンライン講座2018※¹にも登場人物の書き込みはある程度必要としており、このサービスの項目はその設定を深めることに役立ちます。


 何をどう深めるのがいいか分からない、という方は目を通してみるだけでもかなり違うと思いますので、ぜひ。私が作ったものというわけではありませんが。



 役立つものが紹介できていれば幸いです。




注釈

※¹ カクヨム小説創作オンライン講座2018

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887505986

 第9回カクヨムWeb小説コンテスト特設サイトに載っていたので読みました。

 思ったよりやんわり書かれていたので、豆腐メンタルでも大丈夫ですよ。

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