ある探索者の日記

◆月◇日


ししょうにすすめられたので、今日から日記をつけることにした。

めんどうくさい。こんなことよりまじゅつをおしえてほしい。


★月●日


おれは他のやつよりまじゅつがうまいらしい。

よかった。これならおれも探さく者になれる。


□月■日


ししょうが本かくてきにしゅぎょうをつけてくれることになった。

明日かららしいから楽しみだ。


*月@日


つかれた。


○月〓日


毎日まりょくをからになるまで使わされる。

つかれて日記を書くのもつらい。ししょうはおにだ。


◎月△日


ユニークスキルを授かった。

こればかりはどうしようもないが、魔術関係だったのでほっとした。


▲月◆日


ようやくダンジョンに挑めるようになったが、スライム程度なら特に問題はない。

なんせ、鬼ばば――師匠のしごきのほうが危険だからな。


■月#日


ダンジョンの探索は順調だ。

問題があるとすれば、いまだにソロで挑んでいることだが、組むに値するやつがいないからしかたない。

今は経験を積んで、上の探索パーティにでも入るか。


※月§日


従弟が遊びにきた。

はっきり言ってかわいくないから苦手だ。まあ、俺も人のことは言えないが。

いつもどおり適当に相手をしていたが、案の定つまらなそうにしていた。


だけど、俺がダンジョンを探索していると知ったら興味をもったらしく、根掘り葉掘りと聞いてきた。

これはこれでうざいな。


◆月!日


どうやら周りの連中はボス相手に苦戦してるらしい。

【初級】の上位どころか、ゴブリン相手に苦戦してるようだし、そう遠くないうちに探索者を諦めるだろうな。

やっぱり、同期のやつらとパーティを組むのはなしだ。


★月?日


従弟がひんぱんにうちにくるようになった。

まさか、なついたわけじゃないだろうな……。

こいつ口が悪いから好きじゃないんだよ。


◎月$日


なんか目立つ探索者がいた。

ガタイはでかいから力は強そうだが、ありゃ馬鹿だ。

ああいうのとパーティを組んだら苦労するんだろうな。


□月%日


最悪だ……。デカブツに目をつけられた。

たしかに俺みたいに後衛特化の探索者がいたら、あいつみたいないかにも前衛なやつは楽だろうよ。

もちろん面倒だから断ったが、こいつ人の話聞いてんのか。


*月^日


師匠が犬を拾ってきた。

いや、犬というか犬の獣人だ。いや、やっぱ犬だなこれは。

なんせ人の言葉がほとんど通じやしない。片言でかろうじて意思の疎通はできるが、なんなんだこいつは。


○月&日


いや、無理。馬鹿なこと言ってんじゃねえよ。


▲月*日


家族が増えた。不本意ながらだが。

先日の犬は身寄りがないらしく、師匠が面倒を見るはずだった。

だったのだが、なんかうちで飼うことになった。

いや、本物の犬ならともかく、ガキとはいえ女だろ?

そう言って断ろうとしたのだが、あの糞婆「お前も異性に興味がある年になったのか」なんて笑ってやがった。

異性って……ガキだぞ。犬だぞ。


■月(日


犬はどうやら森の中で狼とともに育っていたらしい。

どおりで犬なはずだ。

これでもまともになったと師匠は言っていたが、たぶん最初は完全な犬だったんだろうな。


※月)日


犬の次はトカゲとか、俺は動物園の飼育係になったつもりはねえ。

デカブツに今日も絡まれたので、面倒だから今日一日限定でパーティを組んでやった。

……悔しいがやりやすかった。やっぱこいつかなりの実力者だ。


それと、デカブツは意外なことに魔術主体の後衛だった。

似合わねえなと言ったら笑ってやがったが、まずは前衛を誘うべきだろ。


◆月-日


帰ってくるたびに犬がうなってくる。

婆にはなついているし、これは俺のことを下に見てやがるな。

そう思うとムカついてきたので、少し折檻してやった。

糞犬が婆に泣きつくのは卑怯だぞ!


★月=日


一日限定と言ったはずなのに、トカゲが絡んでくる。

お前はまず前衛を見つけろと言ったら、やけに嬉しそうに新しい仲間を探そうと提案してきた。

……あれ? もしかして、俺もパーティとして数えられてないか?


◎月+日


犬の対処法がわかった。というか婆から聞き出した。

犬のくせに和菓子が好きらしく、特に餡子を与えれば大人しくなるようだ。

試してみるとたしかに食ってる間は大人しかった。

こうして見ると犬も悪くないと思ったが、食い終わったら喧嘩を売ってきたので泣かせてやった。


□月_日


昇格した。これでようやく【中級】だ。

トカゲ野郎も昇格した。

というか、非常に不本意ではあるが、俺はこいつのパーティと思われているらしい。

まあ……毎日仮で組むのは面倒だから、パーティとして登録したままだしな。


*月;日


帰ったら魔獣が家にいた。

咄嗟に魔術で攻撃しようとしたが、師匠に止められた。

なんでも俺が攻撃した相手は、あのちび犬だったらしい。

満月の日は変身すると言っていたが、なんだありゃ変わりすぎだろ。


訂正、まんじゅうを与えたら大人しくなるいつもの馬鹿犬だ。


○月:日


従弟が久しぶりに遊びにきた。

どうやらこれまでは婆が犬に気を遣って、従弟がくることを断っていたらしい。

慣れてきたから問題ないだろうと判断したらしいが、従弟と犬は相性が悪かったみたいだ。

まあわかる。犬はうざいし従弟は口が悪い。


俺には関係ないから楽しく見物させてもらっていたら、婆に俺の口調が悪いせいだなんてとばっちりで叱られた。

いや、俺関係ないだろ。


▲月,日


最近犬と従弟がうるさい……

そこにトカゲもくるからもうめちゃくちゃだ。

トカゲに愚痴ったら、師匠の言うことも一理あるなんてぬかしやがった。

……試してみるか?


■月.日


魔力の放出こそしょぼいものの、魔力の制御はやけにうまいやつがいた。

どうやらこいつも同期らしい。

魔力の制御について話してみるかと思ったが、なんか卑屈なやつだった。

結局喧嘩するように別れることになったのが、少し残念だ。


トカゲに一部始終を見られていたが、やっぱり俺の口悪さが問題らしい。

そうは言うが、お前だってぶっきらぼうで愛想がないようにしか見えねえぞ。


※月<日


いつもつまらなさそうにしていた従弟が、珍しく年相応の顔をしていた。

本人は否定していたが、どうやら学校で友達ができたようだ。

物好きなやつだな。こんな口の悪く愛想のない大人びたガキなんて、友達になりたいと思わないだろう。

だけど、そいつはしつこく絡んできたので、面倒だから相手をするうちになし崩しということらしい。


……その友達ってトカゲじゃねえだろうな?


◆月>日


トカゲがいかれた女をつれてきた。

いや無理だ。こいつはだめだ。こんなのと一緒に探索なんてできるか。

なんなんだこの変態女は。


そりゃ実力は相当なもんだけど、トラブルの種にしかならないだろ。


★月[日


変態女が申し訳なさそうにパーティには入れないと断ってきた。

いや、誘ってねえよ?

なんかこっちがふられたみたいでムカつく。

しかも理由が好みの年下がいないからだとか、大丈夫かあの女。


◎月]日


気がついたら、もう【上級】。

結局、トカゲ野郎のパーティに入ったままここまできてしまった

パーティメンバーもずいぶんと増えたもんだ。

まあ、しかたがないから、このままこのパーティで探索者としてやっていくか。


□月{日


最悪だ


*月}日


慢心していた。

いざとなれば、自分一人でどうとでもなると思っていたんだろう。

【上級】探索者が聞いてあきれる。


上を目指して新たなダンジョンに挑んだものの、俺の言い方が悪かったようでパーティで争いが起こった。

初めて探索するダンジョンで、そんなことをしてしまえば命取りだ。

そんな【初級】探索者でもわかることがわからないなんて、自分自身が嫌になる。


仲間と喧嘩別れして、一人で探索しようとしたのも傲慢にもほどがある。

その結果、俺は魔獣に襲われ、俺を守ろうとした仲間はいまも意識が戻らない。

馬鹿野郎が。なんで直前に喧嘩していた俺なんかのために、そこまで……。


○月|日


師匠にようやく反抗期は終わりかと笑われました。

反抗していたつもりは……いえ、なにも言い返せないのでやめておきましょう。

その反応すら物珍しそうに笑う師匠に、気持ち悪いとはっきり言ってくるシェリル。

まあいいでしょう。いずれ私も周りも慣れると思いますから。


▲月/日


ダンジョンの管理者とならないかと打診されました。

デュトワに相談すると、私にぴったりじゃないかと言われましたが、仲間を危険にさらす探索者程度が……

いえ、だからこそ同じ過ちが起こらないように、管理者となるのもいいかもしれません。


■月~日


大地が珍しく愚痴をこぼしていました。

なんでも、友人が変な女につきまとって、かまってくれないからのようです。

あんな不愛想な女と言っていましたが、大地も似たようなものだったと思いますよ?

その友人は、そういう子を孤立させないようにしているのかもしれませんね。


※月@日


シェリルは私の口調が相当面白かったようです。

馬鹿にするように真似していたら、師匠にそのほうが礼儀正しいから、

これからはその口調で喋るようにと言われていました。

人をすぐ煽るからですよ。


◆月`日


友人が目を覚ました。

罵られることも、攻撃されることすら覚悟していたが、いやそれはねえだろ……。

私の口調がおかしいと腹を抱えて笑う友人に、私はどう反応すればよかったのでしょうか。

まあ、それだけ笑う元気があるのなら、すぐに復帰できるでしょうね。


★月'日


【超級】か……。

最初から私が仲間に協力していれば、もっと早くに昇格できたのではと思いましたが、何様だと仲間たちから叱られました。


……そんなにわかりやすい顔していましたかね?


◎月"日


いつかの魔力制御がやけにうまい探索者も、ダンジョンの管理者になったらしいです。

たしかに彼は探索者としてより、ダンジョンの管理のほうが得意なはず。

きっと、いい管理者になるでしょう。


□月:日


大地が女の子を連れてきました。

どうやら交際しているようです。

この性悪な従弟をよく気に入ってくれたものだと感心しましたが、なんか似た者同士っぽいですね。

もしかして、大地と同じく魔族だったり……まあ、変なことは考えないほうがいいでしょう。


*月;日


大地と夢子ちゃんが、最近シェリルの相手をしてくれているので助かります。

それにしても、なんであんなに負けてるのに毎日煽るんでしょうね?


気になったので、二人がいないときにシェリルに聞いてみました。

大地がウサギ関係の魔族のため、狼である自分のほうが偉いと思っているようです。

そして、そんな大地の交際相手である夢子ちゃんも、同じく自分のほうが上だと思っていると……


二人はこれからも苦労しそうですね……。


○月,日


早いものでシェリルと大地と夢子ちゃんも、今年から探索者として活動することになりました。

シェリルは……大丈夫でしょうか。慢心して痛い目を見ることにならないか心配です。

特に、自分が原因で仲間が傷つくのはこたえますからね……。


それとなく忠告しましたが、この子はどうにも周囲の声を気にしすぎる。

そのせいで、最強の自分を演じている危うさが気になります……。

私やデュトワ、それに大地に夢子ちゃんも何度も忠告していますが、身近な者たちの言うことでは止まらないようです。


彼女には、等身大の自身を見てくれる人が必要そうです。


▲月.日


昔からそうでしたが、大地が最近よく異世界のことを聞いてくるようになりました。

単純な興味本位というよりは、明確な調べものがあるようでした。

私にも言えない内容のようなので、何も聞かずに協力だけするとしましょうか。


■月!日


幸いなことに三人とも探索は順調なようです。

大地と夢子ちゃんは、万全を期して挑戦するタイプなので心配はありませんが、

やはりシェリルが無謀な探索をしないかが心配ですね……。


※月?日


案の定シェリルが調子に乗ってしまったようです。

夕飯の際に、【初級】の中でも上位のダンジョンに挑むと意気込んでいました。

私が説得しようにも言うことを聞きませんね。これは。

仕方がないので、せめて私が監視できるインプダンジョンに挑戦するように言いました。

これで、最悪の事態にはならないでしょう。


当日は、探索を休んで一日中ダンジョンを監視することをデュトワに伝えましたが、

なんですか。過保護って。


★月%日


なんというか反応に困りますね。

結果だけ書くと、シェリルは無事にインプダンジョンを踏破しました。

しかし、案の定調子に乗って窮地に陥ったところを、親切な探索者に助けられただけです。


二人の探索者は、シェリルの協力もあったと主張するため、私情で踏破を認めないわけにもいきません。

できればこの二人のような、親切な探索者にシェリルの面倒を見てもらいたいのですが……。


◆月$日


驚きました。

先日シェリルを助けてくれた二人が、大地が昔から話していた友人だったとは。

そして、シェリルも大地も夢子ちゃんも、同じパーティとして活動するようです。

どうやら、心配する必要はなくなった……いえ、シェリルと大地が同じパーティで大丈夫でしょうか?


◎月^日


ニトテキア。異世界のかつて魔族たちが住んでいた国の名前ですか。

悪くないですね。しかし、烏丸さんは大地と夢子ちゃんまで魔族だとは思っていないでしょうね。


□月&日


ワームダンジョンによる探索者の殺人事件。

ニトテキアのおかげで、長年続いた悪事を暴くことができたのは非常に喜ばしいことです。

なので、こんな個人の感傷は無粋でしょう。

――樋道の馬鹿野郎め。


*月*日


最近、おかしな魔獣が多数目撃されています。

私たちにも調査依頼がきていますが、他のパーティたちも調査を行っているようですね。

それだけ大規模な異変が起こっているということでしょう。

なにかが起こる前に、早期の解決ができればいいのですが……。


○月(日


烏丸さんは……デュトワがえらく気に入りそうですね。

いえ、実際あそこまで面白そうにしていたので、すでに気に入っていると思います。

しかし、特殊個体と気がつかずに魔獣を倒し続けるというのは、どうなんでしょう。


それにしても……シェリルをあそこまでしつけてくれるなんて。

烏丸さんと北原さんは、もしかしてテイマーのスキルでも持っているのでしょうか?


■月-日


現聖教会

関谷芽衣子 目撃証言あり? 元探索者?

白戸美希 聖女候補。力は本物。差別主義者。


関谷の魔力反応を調査


※月=日


まさか、関谷はファントムが操っていた死体だとは思いませんでした。

そして事件を解決してくれたニトテキアには感謝しないといけませんね。

管理局からも優秀なパーティと認識されているので、すぐにでも昇格するでしょう。

駆け足での昇格。喜ばしいことはたしかですが、それに慢心してはいけない。

馬鹿な先達として、少し忠告をしておきましょうか。


◆月+日


どうやら、彼らは【上級】ダンジョンでもうまくやっているようです。

個人的には、探索が順調なことよりも、しっかりと地に足ついた探索者でいることが喜ばしいです。

詮索する気はありませんが、北原さんの実力が抜きんでていますからね。

ファントムの件を聞く限りでは、あれとやり合えるのであれば、【超級】相当の実力はあるでしょう。


そんな北原さんと、うちの癖のある子たちをまとめてくれている烏丸さん。

いいパーティですね。うちも負けてはいませんが。


★月_日


ダンジョンに現れないはずのスライムの目撃報告が多数よせられています。

すでに、他のダンジョンでは討伐も試していますが、どうも初心者ダンジョンのスライムよりも弱いそうです。

それだけに、なんだか不気味ですね……。


◎月;日


スライムが日々増えています。

さすがにこれはおかしい。一体どこから現れたのか……。


□月:日


ダンジョンの魔獣から得られる経験値が減ったという噂まで出回る始末。

ですが、気になりますね。

手が空いたら調べてみたほうがいいかもしれません。


*月,日


調べる前にニトテキアが報告にきてくれました。

まさかダンジョン自体の魔力が、気がつかない程度に減少しているとは……

このような変化に気がつけないようでは、管理者失格ですね。


報告には感謝しますが、ニトテキアは異変に遭遇しすぎではないでしょうか?

いえ、今回の件は多数のダンジョンに関係する異変ですし、彼らだけが遭遇したわけではないのですが。


○月.日


まずいですね。【初級】だけでなく、【中級】以上でも異変が発生しています。

もしかすると、このままではダンジョン全体に影響があるかもしれません。


▲月<日


管理局はスライム殲滅作戦を発令しました。

さすがに数が多すぎるため、多数の探索者の協力が必要となります。

うまく足並みをそろえて、余計な問題を起こさずに終わらせられるといいのですが……


■月>日


日記なんか書いてる場合ではありませんが、気分転換も必要です。

長時間休むわけにもいかないので、この気分転換がささやかな楽しみというのが情けないところですね。


スライムは無限に増殖し、無限にダンジョンの魔力を貪る人工魔獣でした。

このままではスライムにダンジョンが支配される。

退治することで逆に増えるとなれば、どんな優秀な探索者でもお手上げです。


こうして、常にダンジョンを監視し続け、探索者はもちろん魔獣にもスライムが倒されないよう、

注意深くスライムなんかを見守ってあげなくてはいけません。


なんでこんなやつらにそんな手厚い対応を……。

いや、やめておきましょう。


頭が痛くなりそうです。最近知らないうちにカバンに詰め込まれてる和菓子がありがたく思えてきました。


※月[日


人手がとにかく足りていない。

いっそのこと資格がなくても、ダンジョンの監視する者を増やすべきだ。

管理局め、融通の利かない。

これでは、スライムの調査をしている暇もないが、異変は誰が解決してくれるんだ。


◆月]日


トカゲ野郎。人が忙しいときにずいぶんと楽しそうだな。

いや、護衛は私が頼んだのですが。それに成果も得ているので責めることはできませんでした。

ニトテキアに感謝することですね。デュトワ。


★月{日


ニトテキアに感謝すべきは、私たちダンジョンの管理者でした。

本当に助かりました。もう烏丸さんと北原さんに足を向けて眠れません。

それにしても、竜に赤木と戦ったって、よく無事でいられましたね……。


◎月}日


彼らも【超級】ですか。とんでもない速度の昇格ですね。

しかし、頼りになるパーティが昇格するのは非常に喜ばしいことです。

どうか、彼らがこれからも探索者として活躍できるよう、ささやかながら祈らせてもらいましょう。

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