孤独になった俺の前に現れたのは幼女な義妹でした
ケンタン
第1話
ハァハァ心臓がいたい、今にも張り裂けそうだ。
これは走って息があがってるからなのだろうか、周りの景色がぼやけて周りの音が聞こえない。いま聞こえるのは、激しく鼓動する、心臓の音だけだ。
それとも今から見るであろう見たくない現実を感じているからだろうか。
汗をかきながら着いた先は救急病棟。学校で、授業中に祖母が街で倒れて、運ばれたと連絡がきたのだ。俺は、すぐさま学校を、飛び出し連絡のあった病院にむかった。
最近は気温も上がり熱中症には、気をつけるよう伝えてはいたんだが気持ちはまだまだ若いらしく、暑い中でも買い物にいく始末だ。
その行動力が、裏目に出たらしく、急にふらついて倒れたらしいのだが、倒れた先が運悪く階段の頂上付近で頭から落ち、全身を強打しながら階段下に転がり落ち、意識のがない状態で運ばれ、救急隊員や医者の努力も虚しくそのまま息を引き取ったと連絡がきたのだ。
救急病棟に入るやいなや近くにいた看護師に説明をして、祖母のいる、遺体安置所に案内してもらった。祖母の体は階段から落ちたと聞いたわりにきれいで安心したが、触れると冷たくなっており、祖母の死を実感するのに、時はあまりかからなかった。
俺は三年まえに、両親を事故で亡くしそれ以来、祖母の世話になっていたんだが、その祖母も亡くなってしまい、この瞬間天涯孤独の身になってしまったんだなと感じてしまった。
家に帰るときには、何も考えられずただ呆然と帰っていたら、ポツリ、ポツリと頬を濡らす水を感じて拭い雨が振り始めてきた。それが涙なのか雨なのかその時の自分にはわからなかった
突発的に書きたくなり書いてみました 不定期更新になるとおもいますが気になる方が少しでもいてくれたら嬉しいです
ただいまカクヨムコンにラブコメと異世界ファンタジーで参加しています。初めての参加ですが、次へのモチベーションなどを上げるために少しでも順位を上げたいのでフォローや面白いと思えたら星を少しでもいただけたら歓喜のダンスを踊って次の話も頑張れます。皆様の応援お願いします
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