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  • 引き続き勉強させていただいております。ありがとうございます。

    作者からの返信

    なにかのお役に立てば幸いでございます……
    ところどころにあるキーワードから深掘りしていくと、色々面白いかもしれません。

  • 興味深い研究ですが疑問があります。
    疑問点・洞察
    言語と記号論の役割: 記事は言語と記号論に大きな重点を置いていますが、これが本格ファンタジーにおいてどれほど重要なのか?

    現実世界との関連性: 本格ファンタジーが現実世界の問題や価値観にどのように対応するのか、そのメカニズムはどうなっているのか?

    普遍性と独自性のバランス: 本格ファンタジーが求める「多様性や独自性」と「包括性や普遍性」のバランスはどのように保たれるべきなのか?

    作者からの返信

    素晴らしい!
    是非、考えていきましょう。

    ここまで書いた部分は後の資料にある通り
    「作者の目的を持つ表現ならば芸術である」
    という命題に基づいて書かれています。この命題が偽になるパターンは作者の目的を持つ表現ながらも芸術ではないものとなります。

    そしてそれは、次のようなものが考えられます。

    ●広告やプロパガンダなどの説得的な文学/絵画の表現。これらは作者の目的を持って作られますが、一般的には芸術とはみなされない場合があります。

    ●科学や数学などの客観的な表現(論文)。これらは作者の目的を持って作られます。美しい数式などと言いますが、芸術とみなされない場合があります。

    ●日記や手紙などの個人的な表現。これらは作者の目的を持って作られますが、プリニウス書簡集やアンネの日記など、文学と見なされるものもありますが、多くの場合は芸術とは見なされない場合があります。


    つまり今回の定義で行っていることは「目的を持つ表現ならば芸術である」という命題に即し、現実の芸術に類するであろう事象のなかで「本格ファンタジー」と言う言葉でくくれるものが、一体どのような性質があり、どれを抜いたら『「芸術」であり、「本格ファンタジー」でなくなる本質』は何なのか。

    以上、審美哲学の立場から、本格ファンタジー定義するという行為に至っています。
    疑問点については以上の観点から回答を考えたいと思います。

    以上です。よろしくお願いします。

    編集済