第4話への応援コメント
実行に移さない。
ここが純文ぽいですね
普通はインパクトを狙って刺しちゃう、そして
後悔して、隠匿して逃走する。これは大衆文、
実行しないで悶々とした想いの表現、この心理描写が、純文。
この間純文とはというお話がありましたが、よほどコメントをと思いましたが、なんか自分の考えに自信が持てなくて、コメントしませんでしたが、今回の作品を読んで何となく腑に落ちました。
まあこれも一人よがりな考え方かもしれませんが。
なんかすみません、
なに様だよ発言してしまいました。
お気に触りましたら、ヒラにご容赦を
作者からの返信
帆尊歩さん
全然気に障ることもないし、何様とも思いませんよ。
コメントを頂けて嬉しいばかりです。
実行に移すか否か、それが一番の悩みどころで、ポイントだと自分でも思っています。書いていて、私も最初は刺すつもりでした。ところが、話が進むにつれ、悩んだり、息子のことがあったりで、刺すに刺せない、でも、いつだって刺せるんだ、と言う心境になりました。そのぐずぐず黒々とした感じがよろしく感じたので、この形で出すことにしました。
読んで頂きありがとうございます。
真花
第4話への応援コメント
息子の顔を見て、殺人を思いとどまったようにも感じられますが……どうにも不穏な空気の余韻を残して物語が閉じられたようでした。黒い渦は相変わらず彼女の内にあるし、いつでもやれるという心の優位、というより自分にそう言い聞かせているようで。この先、些細なきっかけで不安定な彼女の心のバランスが崩れそうな。あっさりした語り口が不安を増幅するような、そんなふうに感じました。
作者からの返信
@sakamonoさん
危機は終わらない。いつでも次の段階になることがあり得る。そう言う状態が、読後も続けば、と思って書きました。「不安」に感じて頂けたのなら、企みは成功したのではないかと、嬉しく思います。
語り口が「不安を増幅」したと言うのも、よっしゃ、と思います。
呼んで頂きありがとうございます。
真花