第3話 在りし神村

出発してすぐに在りし神村についた

亜里砂「近いな?なんか祠が在るね」

アンナ「村の守り神の九尾の玉藻さまだよ。」ただいま、と言いながら祠に近づくど屋根から狐があらわれた。

玉藻「お帰りなさい、お揚げ有る?」

玉藻は催促しだした。

アンナ「沢山買ってきたから皆で食べてね!」

九つの尻尾がふわりと揺れる。

何とも嬉しそうだ。

玉藻「実は、神通力が弱まって作物が育たなくなって来たから、アンナに戻ってきて貰ったのじゃ。アンナは巫女だからな。」

アンナ「丁度、スキル農家の方に来て貰ったのよ。これで、作物の心配は要らないよう。」

玉藻「なんと、これで大豆が実るよ。」

聡子「大豆?」

良樹「大豆からは、豆腐などが出来るから、お揚げも出来るからね。」

玉藻「良樹、よく知ってるな、この村にいる間、皆のスキル開発は、まかせるのじゃ、おぬし達のスキルを教えるのじゃ」

玉藻は気前よく前足を掲げた。

亜里砂、聡子「可愛い!!」

玉藻「可愛いだろう。おぬし達に加護を与えるのじゃ。」

アンナはあきれ顔になった






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