創作ブログ
東雲飛鶴
WEB主体から公募主体へー今後の作品の方向性
WEB小説の転換期が訪れている空気を感じる昨今、ランキング対策と公募・書籍化対策が乖離を始めまして、僕としては後者に全振りしようかと思うわけです。
WEB対策が性に合わないというのもありますが、それよりもアクセルベタ踏みで書きたいものを書いた方がいいと。それが許容される時代が到来したのならやるしかないと思う次第で。
長い間の歪みが調律されることは僥倖なのであります。
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追記 2023年9月5日
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1Pめがこれだけでは続きに興味も持たれなかろう、ということでもうちょっと書き加えようかと思います。
ランキングは一旦置いておいて、書籍向け原稿をWEBに最適化するとはどういうことなのかという事について、過去何度も語ってきましたが当時のテキストは散逸しているので再掲した方がよさそうですね。
以下どうぞ。
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縦書きの調子で横書き媒体向けに変換すると、死ぬほど見づらくなります。
使用例:公募落ち(縦書き)→WEB供養|(横書き)
縦書きでは視覚効果のある、字下げや一行分の段落が、横書きではほとんど効果がありません。
そのため、文字の塊になって視認性がとてつもなく悪くなります。
これは紙・WEB共通です。
特にWEBでは紙より読みづらかったり、端末がPCスマホ混在だったり、と視認性に気を遣うことが多いです。レイアウトをコントロール出来ないので複数改行や、行頭に記号をつける等で視認性を得るしかなくなり、文章が文芸の場合、雰囲気やリズム等、相当量の情報が犠牲になることもあります。
文芸作品で失われるものは、縦書き→横書きでも膨大なものがあり、最初から横書きで制作する際に別の方法で表現するよう工夫していますが、後に電子書籍|(縦書き)にする場合は、WEBでの最適化は無視するケースもあります。
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