第13話

「・・・はぁ?」


「・・・まぁ!!」


「付き合ってよ。」


「いやいやいやいやいや意味がわからない」


「何でよ?優は私のことずっと好きだったでしょ」


「・・・」

なんてタイミングで言うんだよ。横にお母さんが居るんだけど


「そうよ。そうよ!!優ってずっと春ちゃんのこと好きだったのよ!!」


「お母さん??」


「そうなんですよね!!ごめん優。私気持ちにわかってたのに、ずっと答えて上げなくて」


「・・・」


「待って、春ちゃんは悪くないわよ!!告白しない、優が悪いのよ。、ごめんね、春ちゃんむしろ春ちゃんからさせて」


お母さん、うん、悪気はないのは知ってるし、むしろ息子の幸せを考えてるのもわかる。だが、ピンポイントに言うなぁ!!


「・・・そうなんですよ。ねぇ優。私と付き合う」


少しを間を開けて、話す、まるで今のは過去のことをなかったことのように、そしてこれからを出すためのように、


「・・・お母さん!!」


「なに、優君??恥ずかしいからって」


はぁー、マジで最悪。つか、完全に春は狙ってこの俺の家で告白して来やがったな。


「はぁー、いいよ。」


「本当に!!」


「うん」


暴れたりしたら大変だからなぁ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る