とある1人の少年はとても趣味が悪いらしく、今日もありとあらゆる人の本質を探っているらしい。

@RIAMUN_0000

第0話

「さて…もうこれで準備は終わりです!等々此処ともお別れですか〜…。」


殺風景で小さな家に向かい少年は独り言の様に言い放つ。


──少年の名は雪華 雷。


この…異世界「ヴィブギョール」

のとある街に住む…所謂「エルフ」だ。


だが…そんな少年も、小さな肩掛けと共に此処から旅立とうとしている。


「…お母さん、お父さん、行ってきます。」


更に不可解な事に…少年は部屋の隅に置いてある…恐らく母、父と思われる人物の写真に声を掛けた。


寂しいなら持って行けば良いのに。


だが、少年はきっと今までそんな甘ったれた思考だったから…とでも思っているのだろう。尊敬すべき思考だ。


「さて!行きますか!…えっと…アレは………よし、ちゃんと入ってますね!」


アレ?

一体何の事だろうか。

…まぁ、きっと直ぐに分かるだろう。



「…行ってきます!!」


さて、此処から少年の大きく…広い物語が始まる。


少年は困難をどう乗り越え…

思い…

成長して行くのか。


…だが、きっとこんな思いも少年にとってはただの足枷だろう。


さぁ、出発だ。


それじゃぁ…皆さん、楽しんで。







とあるですっ子少年はとても趣味が悪いらしく今日もありとあらゆる人の本質を探っている。


第0話 完。

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とある1人の少年はとても趣味が悪いらしく、今日もありとあらゆる人の本質を探っているらしい。 @RIAMUN_0000

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