魔法少女片山歩美の雪辱
@fwarasandayo
第1話
「じゃあまた明日~」
「バイバ~イ」
友人に別れを告げ帰路につく、今日の晩御飯はなんだろう、そんな当たり前な時を想像しながら帰っていた、そんな妄想は儚くも散る
「何、これ…」
家が燃えている、ゑ?何が起こっていrの、なんで家が燃えて、家族は、みんなは無事なn
そそくさと逃げていく男がいた、男は路地裏に逃げ込むと急にパッと見えなくなった。
光の魔法で風景と同化させたのだろうか、何のために?
もしかしてあいつが放火したのか?あいつのせいで?そryr家zkを救うべkd…
ガバッ、かけ布団を上げて起き上がる。
「ふう、なんだ、夢だったんd」
病院?そこはいつもの部屋とは違い白くてベッドと小さなテレビだけがある部屋だった。
横には警官と医者らしき人がいた。先に医者が口を開く。
「意識はあるようですね、あなたは家の前で血管迷走神経反射性失神と熱中症で気絶していたのを搬送されました」
次に警官が口を開く。
「片山歩美さんですね、この度はご愁傷さまです、片山博さん、片山花子さん、片山治田さん、2023年8月5日に亡くなりました」
「???」
「みんなが死んだ?」
そういった瞬間私はその時の光景がフラッシュバックして過呼吸になる。
「ヴおえ、ぜえぜえひーひゅーひふひふ、ヴおえ」
「歩美さん、落ち着いてください、深呼吸深呼吸」
いわれるとおりに深呼吸をするがうまくいかない
「はーひうふふふひふひふうひっふひういひうひヴおえ」
医者が何かの注射をさした、少しの時間がたったのちに落ち着いた。
家族が死んだ?確かにあそこから生き残るのは無理としか、いや、これ以上考えたら心が持たないだろう。
だめだ、封印しなくては、自分に光の魔法を応用して作った催眠の魔法をかけて少しでも楽になろうとした、しかしあまり楽にならない、強烈に頭に残っているからだろうか。
これ以上考えるとまた嫌なことを思い出すかもしれないから今のうちに寝ておこう
次の日
私はテレビをつけてニュース番組を見ていた、もうなにも思い出したくもない、受け入れたくない、そんな一心で食い入るように見ていた、そこに一つの速報が流れる
「放火犯逮捕、犯人はまさかの警察官」
そこに映し出された、そこに移っている犯人の写真はあの時の男とは違う、まったく知らない顔だった、奴じゃない、この人は冤罪?だったら今も犯人はどこかでのうのうと生きているということなの?そんなの許せない、絶対に見つけ出して殺してやる、私は決意を固めた
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