第14話 むらくも(俳句?)
「あの時、僕は・・・」
月が見え隠れする。
まるで。
貴方への気持ちのようで。
僕は。
むず痒い想いを。
消したくて。
唇を。
噛むのでした。
※※※※※※※※※※※※※※※
無題
叢雲に
見え隠れして
君思ふ
むらくもに
みえかくれして
きみおもふ
※※※※※※※※※※※※※※※
夜空に月が浮かんでいます。
雲が流れてきて。
その姿を隠しました。
切ない気持ちで眺めていると。
淡い光が。
まぁるく。
貴方の横顔を。
映していたのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます