第2話 恋、したい

「可笑しな願いですか?」


※※※※※※※※※※※※※※※


平凡な僕が。

望む秘かな想いは。


やはり。

可笑しなことでしょうか。


かなわなくても良い。


只。

貴方を見つめることが出来れば。


それだけでも。

十分、なのですけれど。


※※※※※※※※※※※※※※※


■願い



恋したい

そんな願いは

変ですか?

今日も君を

僕想うだけ



こいしたい

そんなねがいは

へんですか

きょうもきみを

ぼくおもうだけ


※※※※※※※※※※※※※※※


■遠い


見つめる目

ふと気づいたら

俯いた

だって貴方が

遠くに見えた




みつめるめ

ふときづいたら

うつむいた

だってあなたが

とおくにみえた


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る