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 君はサークレットを受け取り、頭に嵌めた。すると装身具は君の頭を割れそうなほどに締め付けた!


※【意志力】を半分にすること(端数切上)。また【戦闘力】【敏捷力】【生命力】を全て1点ずつ減らす。


 必死に外そうともがく君を見て、少女の霊は涙などどこへやら、邪悪な笑みに顔を歪めて宙に浮き、君をあざける。

『父が恨んでいる物を私が恨まないわけがない! 世が世なら私がお姫様だったんだ! その弱った体で、父を守る最強のしもべ達に殺されてしまえ!』


 なんとかサークレットを外し、床に叩きつける。それは君の皮膚に食い込んだ返り血で赤く染まっていた。

 邪悪な少女の霊が残した笑い声が反響する中、君はふらつく足に言う事をきかせて前進しなければならない。

https://kakuyomu.jp/works/16817330663030599833/episodes/16817330663741940629


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