第18話
辰巳に勝手に決められた。
でも花田さんちって遠い?大丈夫かな…足。
塾が終わってメールしたら、迎え行くと返信あり。辰巳どこいるんだ?
「やほー春」
「え、車?」
「真矢の家遠いから。これ、マネージャー」
「どうぞ乗ってください」
誰?
わからないけど、乗せられ商店街みたいなとこに到着。
「ありがとー帰りはなんとかするー」
誰だったんだ…
「いらっしゃいませ」
「やほーお待たせー」
「金井くんいらっしゃい」
「…花田さん、店番してるってほんとだったんだ…」
「うん。ま、この辺座って」
すごい鮮やかな服とかあるな…花田さんもすごい服…て
「それってピアス!?」
「ん?うん」
花田さんが?ありえなー
校則違反でしょ?よくバレないな
「私、帰国子女だから。校則違反にはならないんだ」
「え、そうなの?」
俺って花田さんのことほんと全然知らない。見た目で判断してた。辰巳は変人なとこが好きらしいけど…
「金井くん、辰巳がなにか話したがってたって言ってたんだけど」
「え、いや…」
ここで言うの?店だし…
「店はもう閉めるよ!ちょっと待ってて」
花田さんはテキパキとシャッターを閉める。
金庫は二階に持って行った。
「お待たせ。食べる?」
なにか持ってきたが…
「え、これ…」
「
なぜ…発音いい?
「俺には?」
「ないよ。辰巳が来るって聞いてないし」
「えー、じゃあ帰る。仕事ある」
そのまま辰巳は帰ったけど…
「仕事って、なんの?」
「家の仕事。自営なんだよ」
「へ、へぇ…」
全然知らなかった。
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