第2話
何が正しかったんだろう。
何が駄目だっんだろう。
分からない。分からないや。
最初は痴漢の冤罪にあって最悪だと思ったけど、真実が知れてよかった。
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お兄ちゃん、私はお兄ちゃんと認めたくなかった。幼馴染のままでいたかった。
彼女のことも認めたくなかった。
ずっと悩んでたのに。
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嘘コクだった。それは本当だった。けどいつかそれが本当になったのに、本当に好きだったのに、
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尊敬していた。周りの人が嫌いでも、私だけは先輩の良いところは知っていると思っていた。
知らなかったのは私の方だった。
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