第2話 新学期 クラスメイトが血なまぐさい
窓の外には一面の桜。
主人公(鴨川エリー)は不安げな表情でボンヤリ外をみつめていた。
この学園、ちょっとおかしい。
さっきぶつかった、パンくわえてたヤツ。血だらけで死にそうだったし。
通学途中にも割とドクロとか転がってた。死して屍拾うものなし、なのかな。成仏して欲しいな。
そんなことを考えていると、クラスメイトの女子Aが近づいてくる。
女子A「どうしたのボンヤリして。まだ新生活に慣れないって感じ?」
主人公「ああいやぁ、ちょっとね。今日来るときに変な感じのやつと、思い切りぶつかっちゃってさあ、額がバックリ割れちゃってもぉ、血だらけ。まだ止まらないのよねー」
女子A「あるよね~そういうの。あるある」
主人公「(いや、ねーよ)」
他愛のない雑談をしていると、ドアがガラッと開く。
歴史の先生が教室に入ってきた。
眼光鋭く、只者ではない気配あり。
それもそのはず。多次元宇宙から漂着して幾多の死地を乗り越えてきた、百戦錬磨の男、千利休そのひとであるのだから。
なお本編には、
先ほど教室に入ってきたのは、千利休#256である。
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