第五章 追放聖女のぼっち暮らし

第二十一話 戦争の決着

 革張りの天幕の中に、魔族の四天王の2人、一矢のハリスと万影のバーザックが敷物に片膝をついて並んで顔を伏せ、奥に立つ男にかしずいていた。

 長い黒髪を真っ直ぐ垂らし、幾重にも布を重ねた黒い服を纏った男は、漆黒の瞳を2人に向けている。

「ヴェルハリード様、それは真にございますか?」

 たった今男から聞いた話を信じきれず、灰色の長髪を膝につけたままで、ハリスが男に聞き返した。

「真だ。ジャフィールは敗れた」

「魔王様が言うなら間違いねえな。

 俺たちは全員があんたと繋がっているんだ。滅べば必ず伝わる。

 だがよ、信じられねえ。

 無双のジャフィールでさえ力不足だって言うなら、フュリスって奴の力は……」

「我をも凌ぐ。そう考えるべきであろうな」

「なんだって?」

「まさか、いくらなんでもそれは」

「我は敵の力を見縊り油断する過ちを犯さぬ。

 ジャフィールが傷つき滅びるまで、ほんのふた呼吸であったのだぞ。

 フュリスを不要に恐れる必要は無いが侮るは愚かと知れ」

 主の苦言に2人はさらに頭を下げた。

「ならば、フュリスは如何様になさいますか?」

 数秒の間を置き、ハリスが尋ねた。

 四天王最強の戦士すら滅ぼした敵となれば、もはや捨て置くことはできない。魔族の軍勢全てを持ってしてでも倒すべき相手だ。

「計画を止めることはできぬのだ。この機を逃せば後はない。

 北方大陸の人間どもに安息の日は無いと思い知らせ恐怖に突き落とす必要がある。

 ライキーナが滅んだ今これを成すには、あの丘陵の先に達し町村を攻め住民を皆殺しとして、我らが脅威を人間どもに刻み込む他はない。

 まず敵軍を殲滅し、然る後に我ら3人総がかりでフュリスを倒す。

 背後の脅威を絶てば、残る軍勢でも目的は達せよう」

 ヴェルハリードの答えには魔王としての見栄も驕りもなく、この戦いの目的を果たしつつ恐るべき敵を倒すための最適手を選択した。

「我が軍勢の半数を率いて西に回り敵陣を攻める。こちらに戦力を集め我が姿を現せば人間どもは軍を集めるだろう。

 ハリスよ、残り半数を率いて東に布陣し敵軍を惑わせよ。さらにフュリスが戦場に達する前に軍勢を差し向け足を止めるのだ。

 バーザックよ、密かに中央を突き奴らの後方に抜けよ。そこには聖女どもが布陣している。

 その半数を殺し半数を無力にしろ。奴らを怒りに突き落とし、怪我人を抱えさせ退路を閉ざすのだ。

 そしてハリスはバーザックの不意討ちに混乱した隙をついて敵将を射殺せ。

 それを合図に私が切り込み、総力を結集して人間どもを殲滅する」

 自らをも囮とした一欠片の容赦もない作戦を聞き終え、ハリスが再度口を開く。

「我が軍は数で劣る上に二手に分け、一つはフュリスへの捨て駒となれば、兵も獣も7割は失います」

「構わぬ。

 フュリスの足は早い。まだジャフィールとの戦いの場を離れていないが、動き出せば一刻の猶予もないのだ。

 行くぞ」

 魔王自らが多大な犠牲を顧みず戦いに挑むと宣言し、ハリスとバーザックは立ち上がる。

「やっと思い切りやれるぜ。キーナ、見てろよ、この俺が、」

「我らが大望果たすため、」

「この力全てをもって、」

 天幕を出る3人の声が揃う。

「「「人間どもを殺し尽くす」」」


「ルーク、来ちゃダメよ。

 さっきは助けてもらったけど、着いてこないで」

 フュリスが振り返り数歩離れた岩陰に隠れたルークを叱りつけた。

 ふゃあああ

 不満げな鳴き声が返ってくるが、妖精猫ケット・シーは立ち去る様子がない。

「言ってることは分かっているんでしょ?

 このまま着いてきたら、ルークは死んでしまうかもしれないの。

 さっきだって危なかったじゃない」

 姿を見せぬ相手に声を張り上げ、しかしルークは知らんぷり。岩の向こうで欠伸して、たしたしっと後ろ脚で頭をかく。

 その姿を感じ取り、フュリスは残された時間がわからないこともあって根負けした。

「死んじゃっても知らないわよ。

 それに、着いてこれるもんならやってみなさい」

 身体の内に力を籠める。

 全身に深緑の光を詰め込みジャフィールのように循環させ、フュリスは己の力をさらに高めて走り出す。

 カモシカの如く軽やかに、熊のように悠々と、猫のようにしなやかに狼のように蛇のように鷲のように飛蝗バッタのように。

 心に溢れ出す命の力をひとまとめにして、フュリスは疾走した。


(さて、追うかね)

 ルークは岩の影から姿を現し、欠伸を一つ。

(借りは返したとは言え、あの化け物の風に巻かれて酷い目にあった。

 あれに癒してもらわなんだら、野垂れ死ぬかもしれんかった。

 ……

 ことはないな)

 ぱたりと尻尾で地面を叩いて、ルークは出しかけた前足をぴたりと止めた。

(なぜわしは、こんな屁理屈を捏ねてまであれを追おうとしているのだ?

 よくわからんが、このままあれから離れるのは、どうも不愉快で髭の収まりがよろしくない)

 ぱたり、ともう一度地面を叩いて、ルークは足を下ろして歩き出す。

(ま、ゆるりと追おう。

 あれは匂いも気配も隠すことは未熟で、挙げ句の果てにあの急ぎようだ。

 あれならば、どこに行こうと行き先はわかる)

 ふみゃあと一声呆れて鳴くと、ルークは遠く離れた人影を追いかけた。


「魔族の軍勢が動きました。左右に分かれて陣形を整えつつあります」

 見張り塔から走ってきた伝令が息を切らせ報告し、ガルトルード伯爵と銀之聖者バーソロミュー、そして本陣に集まっていた幹部たちは天幕を出て戦場を見た。

「右翼側が早いな。左翼側は……押さえのつもりか? 狙いが読めぬ。

 あれでは我らではなく、東側を迎え打つ動きだ」

「中央の敵はほとんどいません。突破すれば両翼に包囲を仕掛けられます」

 敵軍の動きを読み解く伯爵に幹部の1人が意見する。騎士団を束ねる重臣の言葉だったが、伯爵は首を横に振った。

「まだノルマイダス将軍の軍が後方に着いたばかりだ。

 こちらの戦列が整わぬ内に包囲を仕掛けても逆に守りの優位を失いかねん。

 まずは左右に兵を配置して守りを固めろ。

 伝令、ノルマイダス将軍に魔族の動向を報告しろ。

 戦列を整え中央を前進するよう要請するのだ!」

 ガルトルード伯爵は素早く自軍の状況を判断し、指揮をとる。

 無論、自軍の内にある弱点にも対策は怠らない。

「もう1人伝令を出せ。

 バーソロミュー卿より即時撤収の命を受け取り聖女隊に伝えるのだ!

 バーソロミュー卿、一刻の猶予もない。頼む」

「書面はもうできている。虚礼は不要だ、これを持ってゆけ」

「さすがは銀之聖者と呼ばれる英傑よ。その先見の明に感謝する」

 銀之聖者が懐から取り出した封書を伝令が直に受け取り走り去った。

 ガルトルード伯爵はこのような事態を想定した英傑の手際に頭を下げた。

 後顧の憂いがあるままでは前線は満足に戦うことができない。

 戦いが始まるまでの時間はわずかだが、今なら聖女隊が王都から到着した援軍の後ろに下がるのに十分な時間がある。彼女らは安全だ。

 これで敵に集中できる。

 そこに次の伝令が駆け込んできた。

「申し上げます! 右翼の敵軍に魔王の旗!」

「何! それは確かか!」

「はい。ゴドニー男爵と専任の聖者様自ら確かめられました」

 その場の全員が、伝令の言葉に唾を飲んだ。

 ここで魔王を討てば、この戦いを終わらせられると期待した。

「まずは守りを固めよ。

 前線を保ったならば、右翼だ。

 本陣の騎士と聖者隊を差し向け法術の支援を厚く速やかに敵軍を叩き魔王を討つ」

 だが武勇に名高いガルトルード伯爵は冷静に、味方の戦意が行き過ぎることを防いだ。

「左翼は監視を厳にせよ。私への連絡を怠るな。

 バーソロミュー卿、法力は回復したな。使わせていただくぞ。

 私も聖者隊と同行する。共に来られよ」

「承知した」

「行くぞ!」

 ガルトルード伯爵が兜の面頬を下げ剣を抜く。

 戦いが始まった。


「急いで。みなさん、怪我人を早く!」

 聖女隊は混乱していた。

 丘の向こうが白く輝く。その有様や戦いの音は前線に出るはずがない聖女たちには強い緊張を強いていて、しかし彼女たちはそれに耐えて撤収の用意を進めていた。

 だが、銀之聖者直々の「『怪我人と共に』即時撤退せよ」という命令は、女性が大半を占める部隊に大きな負担を強いてその動きを遅らせていた。

「運びきれません! 手を貸して!」

 2人がかりで重傷者を運ぶ聖女の一方が悲鳴じみた声で護衛を務める兵士たちに訴える。

 既に騎士や兵士の多くが怪我人を運ぶために手を貸していたが、さらに数人が武器を収めて駆け寄って、助けを求めた聖女はホッとした表情で足を進める。

 その背後に、彼女の影が立ち上がった。

「ちょっと! 後ろ、後ろ!」

 他の聖女が指差した、その聖女に背後にも立ち上がる影。

「何よこれ!?」

 撤収を進めていた聖女隊の全ての聖女の背後に

 彼女らを守る護衛の騎士と兵士の全員の背後に

 さらには彼らをびっしりと包囲して現れたのは、短い黒髪に露出の多い黒革の服を着た男たち。

「ま、魔族!?」「いやっ!」「誰かっ誰か来て!」

 何百と現れた男たちは全てが同じ姿。その異様さに聖女たちの中から悲鳴が上げる。

「「「「「俺は、魔族四天王が1人、万影のバーザックだ」」」」」

 その全員が全く同じ声で同じ言葉を使って告げた。告げつつ手にした短剣が振るわれた。

「「「「「弱い奴をいたぶる趣味はねえが、お前らにはここで死んでもらうぜ」」」」」

 聖女たちが絶望を感じた時にはその半数が自身の首から吹き出す鮮血を見ながら倒れた。

「「「「「お前らには足手纏いになってもらう。せいぜいもがいて野郎どもの気を引きな」」」」」

 残りの聖女たちは喉を切られ肘膝の腱を抉られた。

 一瞬のうちに命を奪われたのは護衛たちもだ。

 一部は言葉に惑わされず抵抗したが凶刃を防ぐのが精一杯で、バーザックが影となって消えるまでに反撃を試みた者はほんの数名。

「おっと危ねぇ。だが遅すぎるぜ。あばよ」

 その反撃の剣も最後に残った襲撃者をかすめただけだった。

「なんたることだ」

 生き残った騎士の1人が辺り一面に倒れた聖女と仲間の無惨な姿に、生き残った者たちの助けを求める言葉にならない声に、絶望の呻きを漏らした。


 空を白い輝きが覆い、流星が雨のように降り注ぐ。

「今だ! 進め! 魔獣どもを押し返すのだ!」

 銀之聖者が放った神威級の法術が魔獣の群れを蹴散らした。瞬時に千の獣が屠られ動きを止めたところに兵士たちが押し寄せ、加護を宿した槍を振るう。

 聖者の法術の助けを借り、ガルトルード伯爵が直接指揮する軍勢は魔獣を次々と倒して戦線を上げていく。

「よし、このまま進むのだ。陣形を保ち押さえ込め。騎士団は右翼から側面をつけ。聖者隊は加護をかけ続けて絶対に切らすな!」

 ガルトルード伯爵が命令を発した。

 戦いの流れはこちらにある。速やかに右翼の敵を倒し左翼に残る半分に向かうため、伯爵は全力で攻める判断を下したのだ。

 それは眼下に広がる戦場に対しては適切で、前線はすぐに動き出す。

 だが、さらに進もうとしたその時、後方からの悲鳴が伯爵の耳に飛び込んできた。

「何事だ!」

「伯爵、あれを! 聖女隊の陣地が!」

 小高い丘の上から大声で呼びかけられ、伯爵は拍車をかけて丘に登った。

「馬鹿な。いつの間に……いや、なぜ撤収が……」

 聖女隊の陣地を見下ろせばそこは死屍累々の有様で、伯爵は言葉を失った。


 ガルトルード伯爵が指揮する軍は、すでに烏合の衆と化していた。

 ある者は聖女を救おうと後方に走り、ある部隊は闇雲に突き進んで孤立し、また別の者は乱れた命令に右往左往したまま魔獣の波に飲まれた。

 直属の騎士たちを引き連れ本陣に戻った伯爵は軍勢の立て直しを図っていたが、そこに後方からの援軍が駆けつけ布陣がさらに乱れた。

 その原因は指揮官にあった。

「ガルトルード伯爵、聖女隊が襲われたのは貴様の責任だぞ! しかも万影のバーザックに逃げられたそうだな。もはや貴様に指揮を執る資格は無い」

「銀之聖者ともあろう者が無理を通して先行した挙句にこのザマか」

 援軍を率いていたノルマイダス将軍とヴィルターハウゼン公爵が伯爵と銀之聖者の責任を追求し指揮権を主張して、それぞれが伯爵の戦術を無視し配下を戦線に立たせようとしたため部隊同士がぶつかり合ってしまったのだ。

 その混乱の最中、次から次へと上がってくる報告に騎馬のまま応じながら、将軍と公爵と伯爵が、銀之聖者が控える前で口論を続けていた。

「あの魔王旗が本物とは限りませぬ。

 どうか慎重なご判断を」

「話にならん!

 貴様のその『慎重なご判断』とやらのために聖女たちが命を散らしたのだぞ!

 我が軍ならば中央を押し込み魔王ヴェルハリードの背後を突ける。

 ヴィルターハウゼン公爵、其方が魔王の前面を抑えよ。

 これで勝敗は決したも同然だ! 聖女隊の仇を取るぞ!」

 老練な戦略家として知られたノルマイダス将軍だったが、目の前で聖女隊が襲われたことで完全に激昂していた。騎馬に跨り錫杖を掲げ、配下の軍に指示を出すべく振り下ろす。

「いざ…」

 ギャキャン!

 甲高い耳障りな音が響いて、その身体が揺らいだ。

「ノルマイダス殿?」

 ヴィルターハウゼン公爵が途切れた言葉に呆気に取られ、馬上から崩れ落ちる将軍に顔を向けた。

 将軍の兜に穴が開き、反対側から棒状のものが飛び出している。

「将軍殿、どうなされ……矢?」

 北方の貴族を束ねるヴィルターハウゼン公爵はこの国の豊かさを支える大貴族で、戦争の場に立ったことは少ない。それ故に彼は目の前の出来事を理解できなかった。

 いや、この場にいた誰1人として、戦場の彼方にある小山の頂から放たれた矢が兜ごと人の頭を貫けるとは想像すらしていなかった。

「公爵! 頭を下げよ!」

 ギャキャン!

 馬の背に伏せた伯爵の警告は、遅すぎた。

 反撃への筋道は完全に断たれた。


 魔王旗を掲げた軍勢が右翼から丘陵を登りながら、兵を蹴散らし進んでくる。

 軍はそれぞれの指揮系統に従おうとしたため数の多さが裏目に出て、完全に混乱してしまった。

 それでも隊をまとめて魔王軍に立ち向かおうとした者もいたが、地形を活かそうと丘を登るなり頭を射抜かれ、混乱に拍車をかけるだけに終わった。

 そんな窮地にあってもガルトルード伯爵は、信頼できる部下を中心に少数精鋭の隊を編成し、丘陵を盾として狙撃を避けつつ魔王軍の側面から足止めをして、その進撃を止めていた。

「王軍と北方貴族どもはどうだ!」

 満身創痍で自陣に戻った伯爵は、声を張り上げ報告を求めた。

「再編成は進みつつあります。後方は撤退を開始しました」

 部下の言葉に伯爵は頷いた。

 軍は混乱しきっていて情報は錯綜し、左翼の敵が緑の光に蹴散らされたなどという出鱈目まで飛び込んできていたが、ようやく統制を取り戻しつつあるようだ。

 剣を掲げる。

「魔王らしい魔族の姿を認めた。再度突撃をかける。

 あとわずかだ。時を稼げ!」

 喉が枯れんばかりに声を張り上げ、伯爵は檄を飛ばす。

「軍が撤退できぬまま崩れれば、魔族を止める術はなくなる。

 王国の命運は我らが働きにかかっているのだ。

 身命を賭して奴らを止めるぞ!」

「ガルトルード伯爵、待たれよ」

 拍車をかけ突撃を仕掛けようとした伯爵を銀之聖者が止めた。

「バーソロミュー卿、何用だ?」

「伯爵の戦働き、見事なものだ。

 私は貴殿を見誤っていた。

 だが、これまでの激戦で疲れていよう。

 もう休みたまえ」

 法衣の男に労りの言葉をかけられ、伯爵は彼を見下ろした。

「バーソロミュー卿、何を言っている?

 今戦わずしていつ……いや、待て、まさか貴様!」

 その発言の意図するところに、そして、これまでの出来事の違和感に、伯爵は気付いた。

 聖女隊の陣地を知っていたかのような不意討ち、予定外の撤収の遅れ、正確に将軍と公爵を射抜いた矢。

「この戦、貴様が」

「いかにも」

 銀の長髪が圧倒的な法力にたなびき、辺り一面に流星の雨が降る。

「これは、神威級の法術?

 バーソロミュー、これはもう使えぬのではなかったのか!?」

「まだその戯言を信じているのか?

 この程度の術ならば、指を振るよりも容易い」

 次々と降る流星が人を消し飛ばし地に当たれば炸裂し爆風と共に礫を撒き散らして、瞬く間に軍勢を殲滅していく。

「貴様、貴様はなぜ!」

 ガルトルード伯爵もまた部下と共に爆風に飲まれた。


 人間は敗北した。

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