二◯二四年 七月
洗硯の夜に投ず清き一票
勝烏明るいほうへ飛びなされ
夏の蝶瀝青に臥し雨を待つ
ルドベキア吾子の裾にも並びたり
漕ぎ出でぬビニルプールのお舟乗り
明易やベイカリーの竈開く
沙羅双樹十九の墓標なお白し
山百合や忘るるなかれ悔しさを
乗り過ごす黄色の列車夏の夕
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます