第24話 鑑定士の野望
無事、彼女を蘇らせる事ができた俺は安堵すると、感極まって涙する名波と、状況が分からず困惑している佐瀬に声を掛けた。
「二人とも、とりあえず早急にこの場を去ろう。それと名波は念の為、周囲を警戒してくれ」
「え、ええ。分かったわ!」
「ぐす……うん!」
二人が準備している間に俺は男たちの死体をマジックバッグに収納していった。最初に【ストーンバレット】をぶち当てた投げナイフ使いも、辺りどころが悪かったのか出血死していた。
だが、マントを着ていた一人、確か佐瀬の【サンダー】を最初に受けた男の死体だけは回収できなかった。
(こいつ、まだ息があるのか!?)
そういえば戦闘終了後、相手の生死確認を怠っていた事に今更ながら気付かされる。佐瀬を蘇生させるのに必死だったとはいえ、とんだ失態であった。男の状態によっては取り逃がしているか、最悪不意打ちをされていたかもしれないのだ。
俺は少しだけ考えた後、気絶したままの男の喉元に剣を突き刺してトドメを差した。
「な!? イッシン!」
「――――っ!?」
その光景を目撃した二人が何かを言う前に俺は口を出した。
「言い訳は後でする。死体を全て回収したら一旦この場を離れよう」
色々言いたい事があるのだろうが、二人はその場でそれ以上は追及してこなかった。ここでの痕跡をできるだけ消した俺たちは急いでその場を離れ、少し先にある大岩の陰に隠れる形で一息ついた。
「ふぅ、ここなら人の目もなさそうだな」
「うん。多分……大丈夫だと、思う……」
つい先ほど自分の失態で親友を危険な目に遭わせてしまった名波は自分の【察知】スキルに自信を失ってしまったのか、そう曖昧に返答した。
「それじゃあ、色々聞かせて貰うわよ!」
そんな重たい空気を払拭しようとしたのか、佐瀬は極力明るい口調で尋ねた。
俺は佐瀬が自爆覚悟の【サンダー】を撃ち込んだ後の状況を丁寧に説明した。その際に俺が蘇生魔法【リザレクション】を所持している事を二人に白状した。
「……え? じゃあ、本当に私、一度死んじゃっていたの!?」
佐瀬の驚きようも無理はない。目が覚めたら“生き返りました”だなんて言われても、そう簡単に信じられるわけもなかった。
だが親友である名波の証言と、先の彼女の取り乱しようから、佐瀬はそれが事実であると理解した。
「そっか……ありがとう。イッシンは文字通り、命の恩人ね」
改まって頭を下げられると俺もどう対応していいのか困ってしまう。
「あんま気にすんなよ。一時的とはいえチームを組んでいる以上、助けるのは当たり前だし、あの状況は俺にも責任がある」
「それは……そうかもだけど、完全に私が足手まといだったでしょう?」
「それを言うなら私の方こそだよ! 警戒を疎かにしちゃったし……」
「あー、この話はここまで! 反省は各自するとして、今は生き残った事を喜ぼう!」
正直、二人は初めての対人戦、それも殺し合いの中で良くやってくれた。圧倒的不利な状況の中でも勝ちを拾えたのは全員のお陰だろう。
「それにしてもマジックバッグに計測不能な魔力量、更には蘇生魔法……アンタ、もう何でもアリね!」
ジト目の佐瀬に俺は頭を掻いた。
うん。改めてそう言われると、色々チート要素てんこ盛りな気がしてきた。
「あれ? 魔力量が9,999なのは、その指輪が原因じゃなかったっけ?」
名波は俺の左腕に身に着けている≪魔力隠しの指輪≫を差した。拠点の人たちには、この指輪の性能で魔力数値がバグっていると言い訳をしていた。
丁度いい機会なので、この件も正直に言う事にした。
「あ~、実はそれ、嘘なんだ。これはただ単に魔力を周囲から探られないようにするだけで、鑑定の数値までは誤魔化せない。魔力量が1万以上だというのは本当の事だ」
「ええええええ!?」
「はぁ、だと思ったわ」
俺の偽情報にまんまと引っかかってくれた名波は驚いていたが、佐瀬はどうやら疑っていたらしい。恐らく彼女自身も高い魔力量を保有しているので、何か俺に感じるところでもあったのだろう。
「そっかぁ……。だから矢野君は【察知】しにくいのかぁ」
以前から名波は、俺の事を気配で察知しにくいと思っていたようだ。最初のうっかり覗き事件も、俺が魔力を隠していた事から起こった不幸な出来事であった。
そんな名波も毎日欠かさず訓練する事によって、最近では俺の気配も魔力無しで追えるようになっていたそうだ。
そこで今回の事件だ。彼女は積み上げていた自信を失いつつあった。
「でも、今回は相手の気配も見破れなかったし、本当に失態だよぉ……」
「それはきっとこいつの所為だろう」
俺は名波をフォローする為に、マジックバッグから男の遺体を一体取り出した。
「うわぁっ!?」
「ちょっと! そういう出し方は心臓に悪いわよ!」
確かに事前に告げずに大の男の遺体を取り出したのはちょっとしたホラーだろう。軽く反省した俺は、その遺体が身に着けているマントを剥ぎ取った。
「これはマジックアイテムのようだ。使い方は……おお!? こいつは面白い!」
マントを被った俺はそれに魔力を込めると、自分の姿が透明になっていくのが見えた。これには二人も驚いていたようだ。
「姿が消えた!」
「ううん、それだけじゃない! 気配も消えている……」
驚く佐瀬に、必死で俺の事を探している名波。やがて名波は自信なさげにある場所を指さした。
「多分、そこ……かなぁ?」
それは俺が隠れて立っている場所だ。どうやら彼女は俺が位置を移動した事も分かったようだ。
「正解、お見事!」
魔力の供給を止めると、俺は再び姿を現した。どうやらこのマジックアイテムは魔力を流し続けると着用者の姿や気配を消す効果があるようだ。
だが、その効果は絶対ではないようで、現に名波は先の戦闘で俺に敵の場所を教えてくれた。一人だけ察知しきれずに佐瀬を人質に取られてしまった訳だが、それでも名波のスキルはかなり優秀だ。
この透明マント(仮称)を身に着けていたのは全員で三名、しかもマジックアイテム故か魔法で燃やしていたにもかかわらず、ちょっと焦げ付いた程度で三着とも全てが無事だ。
二人にそれぞれマントを渡そうとするも、彼女たちは嫌そうな顔を浮かべていた。先ほどまで死体だった男の着ていたマントなど、洗濯せずに着たくないという事で、一旦俺が預かる形になった。
「それで、その男の事だけど……さっきまで生きていた、のよね?」
佐瀬が指差したのは、戦闘終了後もまだ息のあった男の遺体であった。別に話を逸らそうとして後回しした訳ではないのだが……いや、言い訳だな。俺は少し自己嫌悪に陥りながらも釈明をした。
「ああ、確かにこいつは生きていた。生きている人間はマジックバッグに入らないからな」
生物が入らない事はゴブリン君たちの尊い犠牲で既に証明済みであった。
「だったら――――」
「――――トドメを刺さずに、そのまま置いていく方が良かったか?」
佐瀬の言わんとする事は解る。だが俺は言い訳を続けた。
「確かにそのままにすれば、あいつは生きていたかもしれない。なんなら人命救助でもしてやって恩にでも着せれば、以降は
俺の言葉に二人は黙ったままだ。
「だが、俺はあいつらが改心するっていう確信が持てなかった! だから殺した! トドメを刺す必要があるかどうかだが、絶対にあるとは言わない。だが、
「そう……よね」
「……うん。矢野君は、間違ってないよ」
俺は最低だ。そういう言い方をすれば二人は頷くしかないだろう。特に佐瀬の場合は蘇生をしてもらった負い目すらある。
今更ながら俺は、人を殺したという事実に気が重くなるのであった。
「……けど」
ぽつりと、佐瀬は呟いた。
「……だけど、一つだけ気に入らないことがある!」
彼女は俺の事を悲しそうな目で見つめた。
「
「そ、そうだよ! 私だって、一人……殺した! 矢野君だけってのは絶対間違ってるよ!」
佐瀬に続いて名波も抗議した。
そういえば、佐瀬を人質に取った男は彼女が殺したのだった。彼女には要らぬ業を背負わせてしまったかもしれない。
そもそもの間違いはなんだったのだろうか? もっと相手への接し方や周囲に気を遣っていれば、要らぬやっかみを買わずに済んだのだろうか?
そんな事、いちいち考えていてもキリがない。俺は思考を切り替える事にした。
「分かった。この件もここまでとしよう。遺体は後で俺が森の奥にでも捨ててくる。日本での常識なら、然るべき場所に持って行って訴えるべきなのだが……」
何分この世界は庶民に優しくはない。
この町においても冒険者同士の揉め事など日常茶飯事で、例えそれが殺し合いだろうと、まともに捜査すらされない可能性が高いだろう。お上の気分次第では最悪、俺らが責を負う事にもなりかねない。
こちとら何かと秘密の多い身だ。わざわざ藪をつつくような真似はしたくないのだ。
俺たちはその場で魔物の素材剥ぎを再開し、それが終わると何食わぬ顔で町へと戻った。相変わらずこちらに視線が集まるが、それが犯罪の嫌疑ではなく、後ろの二人の美貌が理由である事を切に願う。
町から少し離れているとはいえ、先程まで魔法を放って殺し合っていたのだ。しかも【サンダー】は割かし音が遠くに響く。
だが意外にも町の門番たちは通常運転だ。
(どうやら、あいつらとの戦闘はバレていないようだな)
あそこら辺は魔物が全く出没しないという訳でもない。恐らくさっきの戦闘音は魔物の討伐で起こったものとでも判断されたのだろう。
後々あの冒険者三人が行方不明だと判明されれば、もしかしたら俺たちにも話が来るやもしれない。奴らと揉めた一件は多くの者が目撃しているのだ。
ただ冒険者という職業は、いつ命を落としたり、仕事場所を変えたりするか分からない。だからそこまで気にも留めないのかもしれない。
唯一気がかりなのは、あの三馬鹿が連れてきたステルス三人組の方だ。彼らは一体何者なのかが分からないのだ。
(どうせ禄でもない連中だろうが……後で所持品を漁って調べる必要があるな)
大分遅れながらも、その日の予定を終えた俺たちは同じ宿で一泊するのであった。
「おい、斎藤! 【鑑定】頼むわ!」
「わ、分かったよ!」
同じ拠点で生活する男に頼まれた僕は、【鑑定】で彼の闘力と魔力の数値を伝えた。あまり代わり映えしない鑑定結果に男は眉を顰めた。
「ちっ! 大して闘力上がってなかったなぁ」
「次、俺な! 多分、新たなスキルを取得してると思うんだよね!」
「…………」
礼も言わず去っていった男にムッとした僕だが、次の依頼者が来たので仕事をする。
そう、ここ鹿江大学文科系サークルのコミュニティで僕に与えられた仕事は、皆を鑑定する事であった。
来る日も来る日も【鑑定】スキルで仲間の成長を確認し続けていたが、僕はそんな生活に嫌気が差していた。
【鑑定】スキルと言えば、異世界転生物では定番の神スキルである。僕は迷うことなくそれを選択してこの世界へと来た。本当は一人で行きたかったのだが、最初は心細かったのもあったのでサークル仲間の集団に誘われコミュニティに参加した。
それに何よりこの集まりには、大学でも人気な美少女、佐瀬さんも参加すると聞いていたからだ。
(ふふ、これで僕も【鑑定】スキルを駆使して、リア充の仲間入りだ!)
転移直後くらいまではそう思っていたが、この【鑑定】スキルは思っていた以上に役立たずなゴミスキルであった。
まず鑑定内容だが、虚偽こそないものの、説明が大雑把すぎるのだ。闘力と呼ばれる戦闘力? と魔力の方は数値化されて細かく視られるものの、それ以外だと所持スキルに名前と年齢・種族だけで、HPもレベルも所持魔法すらも鑑定できなかった。
(せめてスリーサイズでも視れればなぁ……)
魔物や動植物相手に視ても大した情報は載っていなかった。
最初こそ、周りの者より情報戦に一歩抜きんでて成り上がってやる! と息巻いていた自分だが、ゴブリン相手に手こずり一度大怪我を負ってからは、森の外へ出るのを避け続けてきた。
戦闘では全く役に立たない、本当に使えないスキルだ。
そもそも僕は【鑑定】スキルを隠しておきたかったのだが、ここのコミュニティときたら「全員でスキルを共有しあおう!」と言い出す始末だ。普通スキルは隠すものだろう!? だが一致団結という名の一方的な強要に、僕はスキルを曝け出す羽目になった。
それから僕のここでの仕事は皆を
ただ、あまりにもガン見し過ぎたのか、最近女子たちからは煙たがられて、利用者はほぼ男子だけとなってしまった。
そんな中、奴は現れた。
矢野一心、外から来た同じ転移者だ。あいつは一人で転移した癖に、外の世界で上手く立ち回って力を得たようだ。あいつから伝えられた情報は、わくわくさせられもしたが、それと同時に妬ましい惨めな気分にもなった。
(それは本来、俺の役なのに!)
俺だって、あの時一人で転移して森の外に出ていれば、同じくらい……いいや、それ以上の活躍ができた筈だ。僕の【鑑定】は外の世界でこそ真価を発揮する筈だ。僕ならE級冒険者などではなく、今頃C級……いいや、Bくらいなら余裕で成れただろう。
奴の存在が心底妬ましかった。
そして一番許せないのは、あいつが佐瀬さんと仲が良い事だ。ずっと大学で一緒だった僕でもまともに口を利いたことが無く、【鑑定】でガン見した時は睨まれた程だ。あいつと佐瀬さんが一緒に外へ出ると聞かされた時に、僕は真っ向から反対したが、結果は賛成多数で彼女はここを出て行ってしまった。
(くそぉ! 外さえ! 僕も森の外さえ出られれば、今頃は……っ!)
僕はドス暗い気持ちを隠しながら、今日も【鑑定】の仕事を続けるのであった。
「あっ! ゲン爺、闘力と魔力がまた上がったよ! やったね♪」
私の【鑑定】スキルで視た結果を告げると、目の前の老人は陽気な笑みを浮かべた。
「おう! シグネ嬢ちゃんのお陰だ。言われたとおり魔物を多く倒してみたが、どうやらそれで増えていくようだな」
この世界に転移してまず私が行った事は、鹿江町内会コミュニティの人たちを定期的に【鑑定】して、データを取り続ける事であった。その甲斐もあり、主に森での狩りや魔物との戦闘に従事している人たちのステータス上昇が他より早い事にもいち早く気が付けた。
最初は戦いを経験する事によって闘力(恐らく戦闘能力だと思う)が増えるのは当然ではないかと考えもした。魔力が増えているのも使用頻度が高いからだと思っていた。
だが魔法を持っていない人も魔物を倒すと微量だが魔力量が増えていた。拠点作りに魔法を多用している人も僅かに増えてはいるが、魔物を倒している人の方が、一番上がり方が大きい。
結論。訓練や魔法の使用だけでなく、魔物を倒しても闘力や魔力は上昇する。
それを町内会の人たちに伝え皆で話し合った結果、戦える者はなるべく魔物を倒そうという方針に決まったのだ。
最初こそ魔物を怖がっていた人もいたが、あまり遠くへ行かなければそこまで強敵が出てこない事を知ると、最近ではスポーツ感覚で討伐する人たちも増えてきた。
「前はすぐに足が張っていたが、魔物を倒し始めてから健康になったわい!」
「本当よねぇ。なんだか私も元気が出てきたわぁ」
ここのコミュニティはお年寄りが多いけれど、皆が親切で良い人たちばかりだ。私たちリンクス一家もすぐに馴染めた。だから魔物を倒し始めて、まるで若返ったかのように元気に活動するお爺ちゃんたちの姿を見ると私も嬉しくなる。
(やっぱり魔物は“経験値”を持っている! 今は【鑑定】でも見れないけど、きっとこの世界はレベル制が導入されているんだ!)
それはあくまで私の推論に過ぎないが、ゲームのように魔物を倒して行けば強くなる事はハッキリとした。
私は自分の手を見て、自身のステータスを視た。
名前:シグネ リンクス
種族:人族
年齢:14才
闘力:118
魔力:603
所持スキル 【自動翻訳】【鑑定】
当初の私は闘力がたったの5、魔力は119だった。それがこの半年でここまで上げる事ができたのだ。それもこれも【鑑定】でステータス上昇の法則を詳しく分析し、毎日訓練してコツコツ魔物を倒してきた成果だ。
今では“ルプス”と表記されるオオカミ型の魔物も余裕で倒せるようになってきた。そろそろ次のランクへ上げてもいい頃合いなのかもしれない。安全マージンはきっちり取りながら、より強い相手を探す事にしよう。
魔物が強ければ強い程ステータスの上昇が高いのも、町の人たちとの協力によって確認済みだ。
(ふふん、順調♪ 順調♪)
私は何時かこの拠点を出て冒険の旅に出たいと常日頃思っている。両親にもその気持ちを吐露しているのだが、なかなか許しを貰えないのが現状だ。ならばもっと強くなって二人を安心させればいい。
(だって折角こんな楽しい世界に来れたのに、このまま閉じこもっているだけだなんて勿体ないよ!)
私は環境に恵まれた。
一緒に転移してきた人たちは皆が親切だし、私たちにはイッシンお兄さんが残してくれた貴重な現代知識チートファイル、≪一心ファイル≫もある。それにより、鹿江町は見事なスタートダッシュをきれた。今では生活基盤もすっかり整い、他のコミュニティとも交流し始めたが、うちの拠点が一番栄えていると自負している。
(イッシン兄、ありがとう! このファイル、有難く使わせて貰っているよ!)
一人っ子の私は、あの優しく勇敢で非業の死を遂げた青年の事を、心の中の兄として尊敬していた。彼の遺したファイルを見るに、多分私と同様、異世界物をこよなく愛する同好の士なのだろう。でなければ1日未満というあの短い時間で、これだけ便利な情報をピンポイントで纏められる訳がないと思う。
もし彼がこのファイルを遺していなかったら、この拠点の発展はもっと遅かっただろう。更に言うなら、彼が声を掛けてくれなければ、私たち一家は最悪、単独転移で朽ち果てていた可能性もあるのだ。
イッシン・ヤノは間違いなく私たちの恩人だ。きっと彼も異世界生活に憧れていたのだろうが、その思いは私も同じだ。
ファンタジー物が大好きな私はアニメやゲームをプレイして、“私もこんな冒険できたらなぁ”とよく夢想したものだ。よもやそれが現実になるとは思いもしなかったが、この機会を逃すつもりはない。
かつて夢見た理想を実現させる為、私は更なる努力を続けるのであった。
――女神アリスと地球の代表者たちによるQ&A情報――
Q:異世界の暦を教えてください
A:地球とほぼ一緒です。1年が12ヶ月、1ヶ月が30日、閏年はありません
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