なんと！

書籍1巻のクライマックスにあたる部分です！
この後のお話もぜひお楽しみください。

お父さんは今後（いろんな形で）しっかり存在感を増していきます！

本作では『地球には魔力がめちゃくちゃ多い』という設定なのですが、だから地球の生物はその魔力から身を守るため、魔力を感知する器官（能力）を失っています。
「魔力量はすごいけど使うための道具も方法もないからそんなエネルギーはないのと同じ」という状態です。

スイくんの病気は乱暴に言うと、この『魔力を感知する能力』の不全によるものなので、地球に転移して能力そのものが一時的に失われたことで、病気の原因が消失し、完治に繋がりました。

翠が鍵を開けたことがトリガーのひとつとなったことは確かですが、もともと日本（地球）で魔術が発動するには、箱の中で部品を振って機械が組み上がるみたいな偶然が必要で、仮にお父さんとふたりで鍵を開けた場合、それだけで『偶然』が揃わなかった可能性も……。そのことを知っていたので、お父さんも翠を連れて家に行ったりはしませんでした。

たぶん子供たちがいなくてふたりきりなら、きっとお母さんは耐えられませんでした。子供たちの前で情けないところは見せられないという想いもまた、両親のお互いへの愛情と信頼に繋がっている……みたいなのが上手く描けていればいいなと。

続きを楽しみにしてくださってありがとうございます！

お互いが大事だからこそ優しくあろうと頑張れる……みたいな部分はあるかなと思ってます。

異世界ではお母さんと一緒に無双していた模様です。突っ走るお母さんを止めるのはいつもお父さんの役目。

お互いがお互いのことをすごく大事に思っています。なのでもう大丈夫。
次回以降もどうかよろしくお願いします！

ありがとうございます！
家族団欒をじっくり描いていこうと思っています。お楽しみに！