第273話祝砲の挽歌

千茶と夜中から電話している。今日の午前中には彼女は名古屋に着くと言うのに。

「私、瓶ビール1本でいいや」

と、言う。

蛸ん壺で飲むのが1本だと思ったら、ウエルカムドリンクとして、三嶋屋で瓶ビールを1本飲むそうな!

こやつ、BMI値が19だから、太らせる為に瓶ビールをしこたま飲まさなけりゃ。

蛸ん壺で、デビュー。

多分、おじいちゃんが千茶に飲ませてくれるだろう。僕は8年通って初めて蛸ん壺の忘年会に出席するのに、こやつ平気で29日の忘年会に出席する。

ま、知り合いがいて嬉しいが。


布団で寝るが、今夜は狭かったら客用布団を母の家からはこばなくてはいけないが、2人の寝るスペースはある。

僕の祝砲をかずんでもらいたい!

音はバリエーション豊富で、匂いもその日の食べ物次第。

祝砲で千茶を黄泉の国に送りたい。たまに、僕も自爆するが。

あと、1時間半経ったら病院へ行こう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る